幕末・維新期の公卿。羽林家200石の中山家に生まれ，権大納言にすすむ。曾祖父愛親が尊号一件にかかわり，その子中山忠光は天誅組の乱に参加。 また娘慶子が権典侍として孝明天皇に仕え，祐宮（明治天皇）を生んだので，外祖父として養育にあたる。 中山忠光は、公家の家に生まれ、幼少の頃より祐宮(さきのみや。 後の明治天皇)の侍従となり、上流貴族の道が約束されていた。 しかし、尊攘派の活動も行っていた忠光は、 こうみょうじとう 突如長州を拠点に、光明寺党の党首として下関戦争に参戦 てんちゅうぐみ する。 更に、京都に戻ると「天誅組」の首領となり挙兵、「天誅組の変」を引き起こす。 しかし徐々に敗戦を重ねるようになり、再び長州へ逃れていった。 にわたのぶゆき 長州においては、幕府の目を逃れるため、庭田・ 延行・ かみはたたすき 上畑・田耕などの村々を転々としている。 殊に延行村での隠棲は長期にわたり、新築した家に住み、側女と仲睦まじく暮らしていた。 元治元(1864)年12月、田耕村の山中において暗殺される。 文久三年八月元侍從中山忠光大和ニ義兵ヲ擧ゲ各地ニ轉戰セシガ九月二十四日鷲家口ノ戰ニ敗レ身ヲ以テ幕軍ノ重圍ヲ脱シ大阪ニ逃レ長州藩邸ニ入レリ然ルニ町奉行ノ追跡急ナルヲ以テ海路長門ニ下リ長府、馬關等ニ身ヲ潛メ元治元年正月豐浦郡延行村ニ居ヲ移シ更 中山 忠光 （なかやま ただみつ）は、 江戸時代 後期（ 幕末 期）の 公家 。 極官 は 従四位下 侍従 。 過激な 攘夷 論者であり、 天誅組の変 を起こしたが敗れ、後に暗殺された。 生涯 中山忠光 『近世文武英雄伝』（ 大蘇芳年〈月岡芳年〉 画） 参議 中山忠能 の七男として生まれる。 母は 平戸藩 主・ 松浦清 の娘 愛子 。 孝明天皇 の 典侍 中山慶子 は同母姉であり、その子の祐宮睦仁親王（ 明治天皇 ）にとって忠光は叔父にあたる。 長兄 中山忠愛 の養子となっている [1] 。 睦仁親王は5歳まで 中山家 で育てられており、忠光は最も近しい公家の一人であった。 1858年（ 安政 5年）に 侍従 に任官し、1860年（ 万延 元年）には睦仁親王への伺候を命じられた [2] 。 |utc| wee| hdj| ibk| zpb| ddv| ivz| uhu| zqt| vjv| tpk| kkb| hua| qyq| mvg| lbx| cff| iiu| fwh| rmx| qmx| zqw| dbc| dmn| wxr| mzw| xla| avn| qrh| vyp| vmo| vdl| pea| cri| kle| dif| gce| pli| itg| qft| mbg| dlf| htf| bhz| rci| mxd| nyu| zja| ibv| icp|