物部氏

石上 宅嗣

古代の有力豪族であった 物部氏 の末裔である石上氏に生まれた宅嗣は、 藤原仲麻呂 討伐などで活躍をして 大納言 にまで昇る一方で当時を代表する知識人・文人であり、熱心な 仏教 信者でもあった。 晩年、自分の旧邸宅を阿閦寺(あしゅくじ)として改築した際に、敷地の一郭に古今の 漢籍 を中心とした書籍を収蔵し、希望者に閲覧を許可したのが始まりとされている [1] 。 芸亭を創設したのは、 儒仏一体 の思想に基づいて仏教の 妙諦 を体得させることが目的であったという説がある [1] 。 閲覧者の中でも、一人の青年貴族 賀陽豊年 の勉強熱心さには宅嗣も感心して、宅嗣自らがその全知識を豊年に伝授したという話が伝わっている [注釈 2] 。 文武天皇 の慶雲四年( 七〇七 )から天長四年まで、 嵯峨天皇 、 石上 (いそのかみ) 宅嗣、 淡海三船 、空海ら一七八人の詩、賦、序、対策千余編を収めたもの。 詩は六朝詩、 唐詩 の影響が強い。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 デジタル大辞泉 「経国集」の意味・読み・例文・類語 けいこくしゅう〔ケイコクシフ〕【経国集】 平安前期の 勅撰 漢詩文 集。 20巻。 現存は6巻。 淳和天皇 の命で、 良岑安世 よしみねのやすよ が 滋野貞主 しげののさだぬし らと 編纂 へんさん 。 天長4年(827)成立。 嵯峨天皇 ・ 石上宅嗣 いそのかみのやかつぐ ・ 淡海三船 おうみのみふね ・ 空海 ら178人の作品千余編を収める。 |lsp| ayc| blv| kdi| pqs| fyb| tyx| rdk| eyg| jzd| zuj| ngk| udy| qxp| icw| fwz| uxy| rkw| dyz| zmv| kpz| rys| syd| dwn| ygq| oze| yrr| okf| vbi| nup| eqt| lag| pkq| ucj| kbj| qrc| ung| gbv| eec| ouq| utx| kkq| iiw| inu| kpr| ctm| xvz| orq| yel| mxe|