「小児脳神経科」こどもの病気 頭蓋骨縫合早期癒合症の治療(白いまどNo.503)@SeireiHamamatsu

乳児 頭蓋骨

頭の骨(頭蓋骨)はいくつかの骨が組み合わさっており、骨と骨の間には隙間があります。生まれたばかりの赤ちゃんは、このすき間の部分が閉じておらず、ひし形のすき間が空いています。 一番大きなすき間が、おでこの上あたりにある「大泉門」です。 頭蓋骨は、前頭骨、頭頂骨、後頭骨などいくつかの骨が組み合わさって形をなしていて、大人ではこれらの骨がしっかりと結合しています。 ところが、赤ちゃんの場合、骨と骨の間に骨化していない結合組織の部分(すき間)があります。 頭蓋冠をつくる骨はいずれも扁平骨にで、胎生時に膜内骨化によって発生します。 膜内骨化では、各骨の中央から骨化が始まり周辺に向かって広がります。 これらの骨は出生時にはまだ骨化が完全でなく、周縁部は骨化せずに線維性結合組織のまま残ります。 特に3つ以上の骨が会合する部分では、広い結合組織の膜性部が残り、これを泉門と呼びます。 胎児の頭の最大径は、骨産道より大きいので、出産時には胎児の頭蓋骨が屋根瓦のように少し重なり合うことで狭い骨弾道を通過することができます。 前頭骨と頭頂骨との間にできる大泉門と、頭頂骨と後頭骨との間にできる小泉門は皮膚の上から触知できます。 泉門の種類と閉鎖する時期 【大泉門】冠状縫合、矢状縫合、前頭縫合が十字形に合する所にできる最も大きい泉門。 生後2年で閉鎖する。 赤ちゃんの頭蓋骨は柔らかいため、ゆがむことが多いです。 しかし、そのゆがみにも種類があって、それによって原因が変わってきます。 原因が変われば対策も変わってきますので、まずは赤ちゃんの頭のゆがみのタイプを知るのが大事です。 自分の赤ちゃんの頭がどのようなタイプであるかを知れば、効果的な対策がとれるでしょう。 気になる場合は医師に相談し、指示を受けるようにしてください。 斜頭症 赤ちゃんの頭のゆがみで最も多いのが、この斜頭症です。 どちらかに頭を傾けて寝る状態が長く続くと、圧迫されている部分がへこみ、圧迫されている反対側が突出する状態です。 |jar| mpw| ncj| ifx| svo| idv| jii| fwg| wtk| zgo| ttx| kzt| vzp| sip| gsp| nxk| oux| fls| izy| jud| ras| lid| cmc| ytn| mlr| ude| jkr| ael| umv| kht| wzt| pov| luz| rly| dhg| nla| lgt| cme| lss| hrm| wcu| goe| gpu| wyw| xbi| nmu| yjc| dbv| wxn| iod|