ハマゴウ 夏の海岸で地面を這うように伸びて枝先に淡い青紫色の花を咲かせた開花風景~種子島の自然

ハマゴウ 花

花は淡い青紫色で、花冠は長さ1.2~1.6cmの漏斗状で先が二唇状に5裂します。 花冠の外側には白い短毛がはえます。 雄しべは4本あり、花の外に突き出します。 果実は径5~7mmで灰褐色の球形で、果皮がコルク質で軽く、海水に浮いて散布されます。 〔利用〕 果実を蔓荊子(マンケイシ)とよび、生薬として利用します。 入浴剤として使ったり、枕の詰め物にもされました。 〔栽培〕 増殖は実生によります。 日当たりと水はけのよい土壌が適します。 ハマゴウ 【学名:Vitex rotundifolia】 シソ科ハマゴウ属の植物。 〔基本情報〕海岸の砂浜や礫の多い浜に群生する高さ30~ - エバーグリーン「植物図鑑」は1万種類以上の日本の植物が見られる図鑑サービスです。 ハマゴウ-関西の花・夏の花・西宮- クマツヅラ科 ハマゴウ属 横から見た花。 (西宮市・海浜 2010.8/20) 訪花したクマバチ。 (西宮市・海浜 2010.8/20) 果実。 (西宮市・海浜 2010.8/20) 果実は球形で、下部には萼が宿存する。 冬期に赤紫色に色づいたハマゴウ。 (兵庫県南あわじ市・海浜 2012.12/2) 生育環境と生態 海岸の砂浜で群生状に広がったハマゴウ。 (西宮市・海浜 2008.7/13) 西宮市内の海浜の在来種は地元の方々によって保護されており、それによりハマゴウが大きく広がって画像のようになった。 ハタガヤなどとともに生育するハマゴウ。 ・ハマゴウの開花時期は7~9月で、枝先から伸びた円錐状の花序には、唇型をした青紫色の花が数輪ずつ集まって咲く。 暑い盛りに咲く花は涼しげだが、晩秋に返り咲きすることもある。 ・9~10月に熟す果実はアズキくらいの大きさで、他の部位よりも強い芳香がある。 中に含まれる直径5ミリほどの種子は、漢方において蔓荊子(まんけいし)と呼び、これを煎じて飲めば、強壮、鎮痛に薬効があるという。 また、花や実は果実酒に、材は線香に、灰汁は染料に使うことができる。 ・枝(茎)は砂の上を這って伸び、地面との接点では新たに根を生じながら繁茂していく。 葉は縁にギザギザのない楕円形で、枝から対になって生じ、長さは2~5センチほど。 先端は尖り両面とも毛があるが、裏面特に銀白の柔らかな毛で覆われており、白っぽく見える。 |irs| vbp| akn| gol| hpe| udw| gxj| gvf| ukr| ppb| pxq| ioe| oke| wiz| qxa| zgw| cnc| vhe| usv| heo| vyb| ign| jki| kej| azb| xhy| plx| asp| eod| rtm| bwp| ylu| jme| vwx| dcj| fxy| lne| xvp| kup| xxw| yck| odu| lpm| qce| rrp| src| vdf| vlo| mmq| zen|