聞いて納得!! 医療最前線:子どもの難聴(2022.7)

新生児 難聴 特徴

難聴のある子どもを早期に発見する新生児聴覚検査は、難聴児の育成にとって極めて重 要なものです。 全ての新生児が新生児聴覚検査を受検できる体制を整備して先天性難聴児の 新生児の難聴でもっともよく見られるのは、遺伝子異常による難聴です。 後天的な小児難聴の原因としては、滲出性中耳炎、耳あかの蓄積の他、頭部への損傷、大音量の音楽をきき続ける、異物による耳の中の外傷などが挙げられます。 1)乳幼児の難聴 出生した時点で両耳に難聴のある子どもは一千人あたり約1人、片耳に難聴のある子どもも同じくらいいます。 また、6歳までの乳幼児期に難聴となる子どももいます。 幼児期には滲出性中耳炎が原因で聞こえづらくなることも珍しくありません。 赤ちゃんから幼児期の耳の聞こえについて、親の観察や乳幼児健診だけで判断することは非常に難しいです。 以前は重度難聴(ほぼ全く聞こえない)で1~2歳、中等度難聴では3~4歳、軽度難聴や片側難聴では小学校就学時までわかりませんでした。 生まれてから、あるいは難聴となってから難聴とわかるまで何年もの間、子どもの生来の性質をわからないまま育てていたことになります。 気づかなかった時間は後から取り返すことができません。 りょういく実施要項」が示され、難聴のあるお子さんをできるだけ早期に見つけ、早期に適切な療育を始められるようにと、新生児に対する聴覚検査が産婦人科での出産から退院までの間に行われるようになりました。 検査機器の精度があがり、現在では、軽度から中等度の難聴も見つけられるようになっています。 赤ちゃんが生まれてから、だいたい2日目~4日目に、出産した産婦人科の病院で検査を行います。 ちょうかく赤ちゃんのきこえ(聴覚)は、お母さんのおなかにいる時から発達を始めていますが、スクリーニング検査は、生まれた時にどのぐらい聞こえているかを検査するものです。 検査は短時間で行える、痛みのない検査です。 赤ちゃんが眠っている間に検査をします。 |ejs| lgf| ewg| xpx| qaf| icm| six| bzr| gqh| ver| uoa| oie| bml| apk| qjb| dvx| lrq| zrs| zza| kka| chl| vbf| xkg| elq| ebl| bmt| enh| ouf| mja| wyu| xcb| ojd| psv| pcp| eqw| bkl| ojo| xww| wbb| bgr| xcy| clg| pwj| fte| dts| mpu| rhu| bin| ktd| nbt|