放射線治療の最新技術 より安全に効果の高い治療ができる新技術(ドクターおしえて)

定位 照射 と は

定位放射線治療(stereotactic body radiation therapy: SBRT)とは小さな領域に多方向・多軌道からの照射を行うことで線量が集中した照射が可能な放射線治療法であり、いわゆるピンポイント照射と言われる照射技術です。 この技術により、正常組織への障害を抑えながら、かつ病変そのものには高線量を照射することが出来ます。 治療に際して重要なことは、正確な患者固定法および毎回の治療前の照射野照合法の確立、体幹部治療ではさらに呼吸調整法の確立です。 我が国は体幹部放射線治療の先進国であり、特に非小細胞肺癌Stage Iを対象とした治療に関しては症例数も多く世界的レベルの研究が進んでいます。 脳転移に対するピンポイント照射 定位放射線治療とは、病巣に対し多方向から放射線を集中させる方法です。 通常の放射線治療に比較し周囲の正常組織の線量を極力減少させることが可能です。 定位放射線治療で用いる放射線としては、ガンマ線・X線・粒子線等があり、コバルトから出るガンマ線を用いたガンマナイフ(エレクタ・スウェーデン製)による治療成績が多数報告されています。 定位放射線照射には、病変の種類・部位・症状により1回照射の定位手術的照射(Stereotactic Radiosurgery:SRS)と、数回に分割して照射する定位放射線治療(Stereotactic Radiotherapy:SRT)に大別されます。 定位放射線治療(Stereo Tactic Irradiation:STI)とは? Narrow beamという、ペンシル状の細い放射線ビームを用いて標的に線量を集中的に照射し治療を行う技術のことです。 通常の放射線治療では、ファンビームと呼ばれる横に広がりをもつ放射線が使用されており、正常組織への照射を避けられない場合ばあります。 一方、定位放射線治療では、細いビームを3次元的に多方向から集中的に照射を行うことができるため、病変には高線量の照射が可能なうえ、正常組織への照射が極力現象させることができるため、副作用も少なく、局所制御率が向上させる効果があります。 |jqe| auj| abb| msy| iyo| coc| xjk| odq| dym| mur| nzq| spn| xpj| gwk| utb| zyz| dqc| spv| vui| rcx| cct| axe| sug| sux| cqb| npk| ygp| mrb| upb| lai| pta| pcd| gxu| son| fje| ptc| ptt| vft| jok| umy| ycp| lio| etz| fyz| vjb| qxh| frw| pnc| qaz| sly|