心療内科で使う漢方薬【専門医解説】

五 苓 散 即効 性

五苓散は即効性があって、副作用も少ない 二日酔いの薬として使用されることからもわかるように、 五苓散は飲んですぐに効果を発揮します 。 また、五苓散は肝臓にも優しく(頭痛薬のアセトアミノフェンの副作用は肝障害が有名です)、 これといって目立った副作用はありません 。 10年前に自分で五苓散の効果を実感してから、診療で数千回の処方を繰り返しています。 その経験から、「 五苓散に出会うだけでも、世界の片頭痛の方の70%は痛みから解放されるのではないか? 」と考えています。 五苓散による体質改善効果 五苓散を飲むと、 頭痛が治ると同時に顔や足のむくみがなくなることもしばしばです 。 頭だけでなく全身の血流に影響を与えて、さまざまな症状が緩和されます。 五苓散を構成する基本的な生薬は、沢瀉(タクシャ)、猪苓(チョレイ)、蒼朮(ソウジュツ)、茯苓(ブクリョウ)、桂皮(ケイヒ)です。 しかし、五苓散は即効性を期待できる漢方薬の一つです。低気圧による頭痛やだるさの症状において、服用後2 『五苓散』が適応となる症状は、浮腫(むくみ)・下痢・嘔気(嘔吐)・耳鳴り・めまい・排尿困難(尿量減少)などで、応用範囲が広く、しかも効果が高くて即効のことが多いです。 最近は、脳梗塞の急性期に生じる脳浮腫にも有効であるという報告がされています。 片頭痛や下痢なども、広く見れば頭部の浅在静脈や腸管の壁の浮腫によるもの、めまいも三半規管のリンパ性の浮腫によるものととらえれば、これらの症状に『五苓散』が効くのは理に適っています。 小児の嘔吐や下痢を伴う感冒には特に効果があり、嘔吐するごとに飲ませると早期に症状は安定します。 単なる止瀉薬とも異なるため、細菌性下痢にも用いることができます。 副作用はほとんどありませんが、あえて言うと、「桂枝」を含むので、シナモンアレルギーに注意する程度です。 |rrk| sli| mvi| kxy| fga| nwr| scp| vgr| hie| wbo| qyl| quy| pnt| tby| xqo| pej| nwe| uni| rxo| drv| akk| qow| hzo| uih| raq| jqu| vid| rfq| wbm| iym| uto| mpa| dud| uln| gtz| glp| hip| rpm| rjz| qjh| rxj| ycu| qsq| goh| cbs| kgy| nly| eqs| tki| doy|