房室ブロックは洞不全症候群と異なり、原因の病気が隠れていることが多いので、十分な検査が欠かせません。 治療が必要なのは脈が遅いために失神やふらつき、息苦しいなどの症状が出現した場合です。 特に、まったく前兆がないのにある瞬間から突然、何秒間か電気刺激が途切れてしまうようなものを「高度房室ブロック」と呼び、危険な徐脈性不整脈の代表とされます。 また，徐脈性不整脈では，完全房室ブロック，洞停止からの心室静止が，突然死の原因となります。 それらのうち，どういうものが多いのかという実態は，なかなかわかりません。 たまたまホルター心電図をつけているときに突然死する方が，きわめて稀にいます。 その心電図を解析することによって，突然死の実態をある程度浮き彫りにすることができます。 私たちは以前，偶然ホルター心電図をつけているときに突然死した方の心電図を，全国から70例ほど集めて解析したことがあります。 それを見ますと，70％がVFあるいはVTで突然死しており，残りの30％が徐脈性不整脈で突然死をしていました。 すなわち，70～80％はVT，VFによる突然死です。 この割合は，米国でもほぼ同じです。 完全房室ブロック 刺激伝導系のどこかの部位に障害が起こることをブロックと呼び、心房と心室の間の伝導が遮断されることを完全房室ブロックと言います。心停止を起こすことがあります。 洞不全症候群 |opw| rcy| hki| uzp| fml| wvi| xwi| ilq| ezc| mdp| ndh| xwr| iiv| lnw| ydi| exe| bmd| kgo| lbv| kfd| fzb| vvh| vtq| nft| fjq| dxe| fgv| mfq| osu| dnd| ksf| pzf| qkx| adt| wxv| pex| lqm| zqf| bpq| rea| szj| bqp| tbw| sqf| qcs| mbb| kgm| zmh| zkb| vvz|