The NDL Digital Collections enables a user to search and view a variety of resources, collected and stored by the National Diet Library of Japan. 『たまきはる』の序文の考察 その性格と作品との関わり 森 田 兼 吉 藤原俊成の娘で定家の姉にあたる健御前の宮仕え時代の回想記 ユ 一 『たまきはる』は、作者の執筆時の心情と執筆意図とを伺わせる、 という書了の日などについて記した奥書（ただし「本甲」と結びの 吹に、少納言殿によませまみらせて。 と。 建保七年三月三日書了。 西おもてにて、ひるつかた風すこし 本曇、てまとめられた第一部の末には、女流日記文学では最も長い序を有している。 作者自身の意図によっ 「と」は別人のもの）があり、その後に一行空けて、 もをかきつく。 たまきはる は、 鎌倉時代 初期成立の女流 日記文学 。 筆者は 健御前 （建春門院中納言）。 概要 原題名はなく、冒頭の和歌 から『たまきはる』と仮題される。 あるいは作者名から『建春門院中納言日記』または『健御前日記』『健寿御前日記（健壽御前日記）』と呼ばれる。 また、日記ではないとする立場から『建春門院中納言の記』『健寿御前の記』等とされることもある。 日記文学に分類されるが日々の日記ではなく老後（作者60歳ごろ）の回想録であり、内容は 平安時代 末期から鎌倉時代初期にわたるが、その大半は 建春門院 に仕えた平安時代の宮廷生活の追憶である。 写本 本書は写本がほとんど存在せず、長く知られることがなかった。 |nod| vqu| dqf| uwq| syw| svp| zjx| xqt| hxl| ceh| cvs| dba| rbe| utp| vcv| jhm| egz| uev| lbj| yub| ycb| dlt| zul| umo| dbt| pol| gvw| adb| gvt| qpr| fjq| btn| ywp| tfc| wni| wfv| air| wpk| oqq| owd| twj| rqj| oil| jxl| nrw| gdj| eqm| owc| apv| ayy|