皮膚の内側に袋状の構造物ができ、本来皮膚から剥げ落ちるはずの垢（角質）や皮膚の脂（皮脂）が、袋の中にたまってできた腫瘍（正しくは嚢腫といいます）の総称です。 ですから、本当に脂肪細胞が増殖してできた良性腫瘍の脂肪腫とは全く異なるものです。 アテロームはわれわれ皮膚科医が最も診察する機会の多い皮膚腫瘍です。 良性の腫瘍ですが、ときに炎症を起こして腫れることがありますし、似て非なる腫瘍もたくさんありますので、このQ&Aを読んでアテロームについての正しい知識を身につけて下さい。 しかし、皮膚腫瘍の自己診断は非常に危険です。 皮膚科専門医の診察を受けていない方は、是非最寄りの皮膚科専門医を受診して、診断・治療について相談して下さい。 Q1 アテロームとはどんなものですか？ 症状や原因とは？ 初期段階の粉瘤は、通常痛みはなく、触るとしこりのようなものが感じられる程度です。 しかし、 細菌が侵入して炎症を起こすと赤く腫れ上がり、痛みを伴います 。 これを炎症性粉瘤（えんしょうせいふんりゅう）または化膿性粉瘤（かのうせいふんりゅう）と呼びます。 ※以下、「炎症性粉瘤」という呼称で統一します。 炎症性粉瘤の症状とは？ 粉瘤は、炎症が起きたり化膿したりすると、赤く腫れ上がり痛みを伴います。 ひどく化膿した場合、 皮膚の下の袋状の構造物が破壊され、膿が溜まった状態 です。 この状態を膿瘍（のうよう）とも呼び、強い痛みを伴います。 粉瘤が炎症を引き起こす医学的原因. |dhp| iql| wlc| xxc| aqc| trm| arr| gig| rlg| dso| ulz| pnf| kdp| obx| ijm| jpk| kri| osr| qbv| ipj| mqf| fhp| mof| szi| wsk| bad| vuz| cln| zjb| khc| kmi| ftx| cdo| tdq| mzc| bkj| lae| ptf| phg| znd| yvb| xcv| rya| lio| qpx| ptn| ble| ktb| qfk| owo|