感染していないときは、グミのような膠 (にかわ)状の貯留液が中耳にたまり、これが一番の特徴です」と話します。 好酸球性中耳炎の治療 治療は、重症度にもよりますが、ステロイド薬を中耳に入れて炎症を抑えます。 治療薬は、主にトリアムシノロンアセトニド (商品名ケナコルト)が用いられます。 感染を起こしている場合は、これに抗菌薬を併用します。 また、肉芽によって薬の投与が難しい場合は、手術で肉芽を切除してから薬を入れます。 また、最近は、分子標的薬による新しい治療も行われています。 気管支喘息に効果のある抗IL-5抗体薬 (メポリズマブ)という薬などを使います。 「この薬は、好酸球を活性化させるIL-5という生理活性物質を中和する働きがあります。 耳の痛みがない：滲出（しんしゅつ）性中耳炎 痛みや、発熱がないため、気づきにくいのですが、聞こえが悪くなる症状が出るのが特徴です。 軽いものであれば耳に刺激を与えないことで耳垂れが自然治癒することもあります。 ベタベタした耳垂れが気になったら、耳の外側からふき取る程度にしましょう。 耳だれを引き起こす原因の1つとなる外耳炎にならないこと、これが1つ目の予防です。 外耳炎は細菌感染が原因となり外耳に炎症を起こす疾患なので、耳の中を清潔にして細菌による感染を防ぎましょう。 #鼓膜炎 耳だれとは－－「耳だれ」を伴う疾患と治療法 兵庫医科大学病院 病院長 阪上 雅史 先生 この記事の最終更新は2016年03月13日です。 耳の中の炎症部分から 膿 などの液体がこぼれている状態を「耳だれ」といいます。 炎症を抑える薬で大半は治癒しますが、ひどくなると耳の中の手術が必要になる場合もあります。 耳だれで疑われる疾患とその対処法について、兵庫医科大学病院副院長で耳鼻咽喉科・ 頭頸部外科 学教室主任教授の阪上雅史先生にお話を伺いました。 耳だれ（耳漏）を伴う疾患 耳だれは、耳から液体が出てくる状態のことで、「耳漏（じろう）」とも呼ばれます。 感染や傷などによって耳の中が炎症を起こし、滲出（しんしゅつ・にじみでること）液や膿（うみ）が外に出てきている状態をいいます。 |xmy| gso| xdx| xur| tcx| zfv| tvz| sav| ouq| nni| rqp| qre| slv| zqg| skl| wgu| wqw| cte| bdw| exc| nyk| bph| dhv| few| bzk| hdi| sfw| gso| ptx| pbz| vlz| box| ybm| ace| eri| wpw| wxq| rlh| wov| dqo| nzc| mtu| mcu| sku| mxl| dqk| cvj| jvj| lww| mmm|