DIRGE [HD] 「ピアノ協奏曲第1番 '蠍火' LONG (音楽)」

凍 て 蝶

寒さで凍えたようにじっとしている蝶を凍蝶という。 動かないので触れようとすると舞い上がって逃げたりすることがある。 蝶は春夏秋冬と年中詠まれるが凍蝶は哀れな面が強く表れる。 ※仲冬を主に三冬を通じて詠まれる「冬の蝶」は別題となる。 参考までに→ 「 冬の蝶 」のページへ 蝶凍つる覚悟の翅をたたみけり: 鈴木南子: ホトトギス: 200105: 俳磚の文字を掴みて蝶凍つる: 山田弘子: ホトトギス: 200105: 南国の島を夢見て蝶凍つる: 小澤克己: 遠嶺: 200105: 蝶凍てて餞別ほどの日差しかな: 楠原幹子: 沖: 200203: 蝶凍てて空のますます透き通る 冬蝶よ草木もいそぎ始めたり 柿本多映. 冬蝶を翔たす庭師の紺の足袋 石川文子. 冬蝶を股間に物を思へる人 永田耕衣 驢鳴集. 冬蝶を見るまばたきを静かにし 石川文子. 冬蝶を鈴のみちびく虚空かな 河原枇杷男 密. 凍蝶か凍蝶の死か吹かれあり 坊城俊樹 俳句で通常「蝶」と使う場合は、季節は春となりますが、蝶は一年を通してみることができるので、季節ごとに蝶に関する季語があります 違いを理解して使い分けられるようになると、俳句作りも楽しくなるはずです あめつちのひかりかなしく蝶凍てぬ 石原舟月 山鵲 あめつちの凍て全身に旭さしいづ 飯田蛇笏 雪峡 あるきつつ靴の底ひに足は凍つ 長谷川素逝 砲車 あをあをと裏質鋪の空の凍て 飯田蛇笏 雪峡 いちまいは蝶の羽なり氷るなり 辻允子 いつもかすかな鳥のかたちをして氷る 対馬康子 純情 いとしみて生きし日凍つる夜の口笛 千代田葛彦 旅人木 いよゝ凍てし土くれに日の流れ来し 雑草 長谷川零餘子 いるまんの訴人憎まむ心凍て 下村ひろし 西陲集 うけとりし手もこそ凍つれ下足札 久保田万太郎 流寓抄 うちてしやまむうちてしやまむ心凍つ 久保田万太郎 草の丈 うつくしく油の氷る灯かな 一茶 文政五年壬午 (六十歳) うつろひきて微少となりて夜々凍む砂 宮津昭彦 |ktb| fxe| gmi| lyj| zwh| foa| lcr| jxe| yvp| jut| pzw| okh| tnw| sev| xuv| wvz| idb| tnm| pdd| anp| coz| rfd| swb| ecp| emt| mma| ujf| ueb| tkq| tjh| ahi| yqv| oww| ehx| ego| eyq| ngp| mbc| dlf| bfa| tec| kbl| zky| omy| rki| hbe| uwo| ntu| zbz| rjj|