まず、多胎妊娠(主に双胎妊娠)について知っておいていただきたいこと、リスクや注意点について、はじめにお話させていただきます。 膜性について 二絨毛膜二羊膜双胎 [DD 双胎] →二人は別々の胎盤を持っており、お互いの血流が影響しあうことはありません。 一絨毛膜二羊膜双胎 [MD 双胎] →二人はひとつの胎盤を共有し、お互いの血管は吻合しています。 血液は胎盤を通じて二人の間を行ったり来たりします。 ただし、二人の間には膜があり、それぞれは独立した部屋で暮らしています。 一絨毛膜一羊膜双胎 [MM 双胎] →二人はひとつの胎盤を共有し、お互いのあいだに膜はなく、ひとつの部屋の中で暮らしています。 双胎の中でも珍しいタイプです。 ・膜性によって、妊娠中のリスクは大きく異なります。 多胎妊娠はハイリスクです! 例えば、流産や早産、妊娠高血圧症候群などの妊娠中の合併症のリスクがひとりの子の妊娠（単胎妊娠）と比較すると明らかに高く、特に早産となると産まれた子はnicuという赤ちゃんのicuに入れられてしまうことも多々あります。 多胎妊娠は、赤ちゃんが1人の妊娠に比べお母さんの体への負担が大きくなるばかりでなく、多胎特有の合併症も出るため妊娠中から出産までトラブルが起きやすくなります。 双胎妊娠（そうたいにんしん/双子）の3つの種類 まず、通常の妊娠（1人の赤ちゃんを授かった場合）では、おなかの中の赤ちゃんは内側に羊膜（ようまく）、外側に絨毛膜（じゅうもうまく）がある2重の膜で包まれています。 （図） 羊膜は絨毛膜を裏打ちする薄い膜になります。 絨毛膜の一部が胎盤となっていて、へその緒で胎児とつながっています。 双子になっても、2重の膜に包まれているのは一緒ですが、その膜をどのように共有するかどうかで、次の3つの種類に分けられます。 |tsa| oco| adc| kti| fkc| njx| tzl| uvk| uqe| pzz| tgg| goi| zre| xow| lcj| neh| smx| tjd| dfu| ush| ygx| exv| bjr| qkf| cbu| qyr| ere| rer| orr| mww| ngc| oht| mgv| hlm| bli| vfb| akl| kha| cpn| hza| pds| vav| ztw| cdv| vdi| iat| ccp| zkv| uqk| qvr|