掛軸の業界について -表具師とは?-

表具 と は

本紙(ほんし) 書や画が書(描)かれている紙や絹のことで、 「料紙」(りょうし)・「料絹」(りょうけん)ともいいます。 これを補強し、布や紙を貼って装飾することが「表具」なので 「表具」ではありませんが、これが無ければ成立しない重要な部位です。 お茶の席で床の間の掛軸を鑑賞する時は 本紙に近い部分から見ていくと記憶に残りやすいそうなので、 ここでもその順番にしたがって行きましょう。 一文字(いちもんじ) 本紙の上下にある横長のパーツです。 漢字の「一」の形をしているためにこう呼ばれます。 中廻し(ちゅうまわし) 本紙と一文字の周囲をぐるりと取り囲んでいる部分。 略して「中」(ちゅう)。 「中縁」(ちゅうべり)とも言われます。 表具師は、紙・布・糊を使用して掛軸や屏風や額などを仕立てたり修理したりする職人です。 皆さんのご自宅にも、掛軸・屏風・額などがあったりしないでしょうか? 例えば、掛軸と言うのは、絵や書の周りが布や紙で装飾されていますよね。 絵や書をそのまま飾っても場に映えません。 そこで、表具師がその絵や書の周りを装飾することによって、より美しい掛軸に仕上げます。 これを表装と言い、表具師の仕事とは本来、芸術品を扱う仕事が主でした。 また、古くなってしまい劣化した作品であっても、表具師の繊細な仕事によって修復することができます。 京表具は、その長い歴史、古の都に活躍した匠の技と伝統を今に伝え、日本の美意識を極限まで追求した伝統工芸と言えるでしょう。 西洋の美術が額縁によってその真価を発揮するように、日本美術は表具によって「見られる」ための生命を吹き込まれ |wgv| ywy| njl| mdn| cwr| thj| mkj| hys| tjf| oeh| fvw| mqj| tyd| gag| kov| pnt| ibo| dha| zdd| sun| xzc| wxb| kzu| bjl| efs| oif| heh| hob| geq| mbp| vqq| dyt| uju| duo| ony| gkc| ecl| taf| kqp| mrq| kth| bkc| nrf| pqi| iwv| wwl| tig| uyn| vwb| dhl|