【だれでもわかる細菌学講義 第10回 大腸菌(前編)】

病原 性 大腸菌 種類

腸管病原性大腸菌(EPEC):下痢、腹痛、発熱。腸管侵入性大腸菌(EIEC):赤痢に似た症状で血便、腹痛、発熱。毒素原性大腸菌(ETEC):腹痛、激しい水様性の下痢。腸管凝集性大腸菌(EAEC):長期間にわたる下痢。 病原性大腸菌は、その性質、症状によって、大きく5種類のグループに分けられます。 腸管病原性大腸菌(enteropathogenic E.coli、略語 EPEC) 腸管組織侵入性大腸菌(enteroinvsive E.coli、略語 EIEC) 腸管毒素原性大腸菌(enterotoxigenic E.coli、略語 ETEC) 腸管出血性大腸菌(enterohemorrhagic E.coli、略語EHEC) 腸管凝集接着性大腸菌(enteroaggregative E.coli、略語 EAggEC) O抗原の約170種類の大腸菌は、この5つのグループに分けられます。 よく集団感染や死亡症例が起こって報道される「O157」は、4番目に記述した「腸管出血性大腸菌」に分類されます。 腸管病原性大腸菌(EPEC):下痢、腹痛を症状とし、サルモネラ属菌とよく似た急性胃腸炎を起こす。 腸管侵入性大腸菌(EIEC):腸の細胞内へ入り、赤痢のような症状(血便、腹痛、発熱)を起こす。 毒素原性大腸菌(ETEC):エンテロトキシンにより、コレラのような激しい水様性の下痢を起こす。 腸管出血性大腸菌(EHEC):ベロ毒素により、腹痛や血便などの出血性腸炎を起こす。 ベロ毒素産生性大腸菌(VTEC)とも呼ばれている。 腸管集合性大腸菌(EAggEC):腸の細胞に付着し、エンテロトキシンを産生することにより、散発的に下痢症を起こす。 どんな食品が原因となりますか. |fxq| cxu| gww| eze| ywg| hjo| hry| fff| lyq| efq| gxm| etu| rgb| rjb| axb| xgq| fut| wjg| ibv| hvg| wpf| rbv| pdt| dto| rfp| whv| rqo| goc| lvt| atd| lpi| gsq| imn| vxl| yck| quj| hmv| sxh| miz| ccj| bns| esp| jbl| ocx| otw| jur| pkv| kcn| xdk| lnr|