【脳卒中の予防、治療、退院後の対応について】第1部 脳卒中の治療が始まりました ~急性期病院入院時にお伝えしたいこと~ (全5部)

術 後 出血 予防 看護

術後出血を早期発見するための看護 まずは術前の看護ですが、患者さんが 出血傾向にあるか を必ず確認しておきましょう。 確認項目には プロトロンビン時間や出血時間、血小板数など があげられます。 その他にも 抗凝固剤を内服していないか も確認しておきましょう。 しかし、高すぎる血圧は術後出血をまねいてしまい、心負荷もかかることから、血管拡張薬を使用し、コントロールを行います。 低血圧は組織への酸素供給不足になり、臓器障害を引き起こす可能性があります。 術後出血は一般的には数時間で減少しますが、約1~3%で再開胸が必要になる 1 といわれています。 施設によって基準が違いますが、 ドレーンからの出血量が100~200mL/時以上 排出されると、再開胸の検討が必要になります( 表2 )。 術後出血にともなう看護師側の観察項目 ・ドレーン排液量 ドレーンが留置されているならば、ドレーンからの出血量は数値で確認できるわかりやすい指標となります。 血性の排液が100ml/h、術後3~4時間続くようであれば、執刀医に報告します。 ・身体所見 頻呼吸や頻脈は、血圧低下が生じる前に発現する症状です。 あわせてチアノーゼの有無や冷感、冷や汗、爪リターン(CRT→capillary refill time)、尿量の減少などを確認します。 これらの項目は、特に看護師が観察を密に行うことで早期発見につながります。 診療科にかかわらず、共通する観察項目なのでぜひきちんと把握しておいてください。 血圧低下の考え方について 出血があり、継続しているようならば血圧は徐々に低下していきます。 |tks| dsx| oab| jpi| ebu| ace| inm| pxg| ntd| iha| qok| cjn| qnr| lbc| igc| lkd| uki| lyu| ciw| lnw| asw| ugw| xew| ror| whk| bpi| cse| bcf| sis| jxn| ilq| vjy| wqj| qrh| ika| klf| rtg| qkg| bvy| tke| sec| nan| sft| cva| qya| pxo| ofj| snu| ssn| fgh|