実物大の耳小骨模型(ツチ骨・キヌタ骨・アブミ骨)│E13

耳 小骨 離 断

外傷性耳小骨離断は側頭骨縦骨折に合併することが多 い.受傷後持続する伝音難聴は側頭骨骨折例の15~20% に認められる9).陳旧例でも聴力予後は良好なため,手 術適応となる10).離断にはさまざまな型があり,キヌ タ・アブミ関節の離断が最も多く,キヌタ骨転位,アブ ミ骨骨折の順に頻度が高い1)2.キヌタ骨はキヌタ・ア ブミ関節,ツチ・キヌタ関節,上キヌタ骨靱帯,後キヌ タ骨靱帯によって支えられ,中耳腔に浮く形になってい る.一方,ツチ骨は鼓膜と鼓膜張筋腱などに,アブミ骨 はアブミ骨筋腱と輪状靭帯に強固に支えられている.こ のためキヌタ骨が頭部への衝撃により最も転位しやす い1)と考えられている. A B 病態別での側頭骨CT所見(軸位断)の典型例A : アブミ骨頭~キヌタ骨長脚の欠損がみられる(矢印).B : ツチ骨頭と周囲骨壁の固着がみられる(矢印). 6)II+III群2耳に対しては耳小骨の固着を解除し,アブミ骨開窓術(シュクネヒト型テフロンワイヤーピストンをキヌタ骨長脚に締結)を施行した.外傷性により耳(中でも中耳)に問題が出る疾患のひとつに、 耳小骨連鎖離断(じしょうこつれんさりだん) というものがあります。 耳小骨離断と呼ばれることもあります。 どういう時に、この疾患を疑うべきなのでしょう? 耳や頭部外傷を受けた直後から、難聴をきたしている場合は、疑いを持ちます。 医師 手術などが必要になるのでしょうか? 手術を含めた治療法なども気になりますよね? そこで今回は、この耳小骨連鎖離断(じしょうこつれんさりだん「 Ossicular discontinuity」) について 原因 症状 診断 治療法 などを解説したいと思います。 耳小骨連鎖離断とは? 耳小骨とは下の図のようにツチ骨・キヌタ骨・アブミ骨からなり、これらは音を伝えるためにくっついています。 |sep| rrj| ixg| dem| vsp| woh| bxl| etl| xsw| yni| pvf| hbu| taq| ked| xvg| rtn| eih| bub| tbf| tcv| xkn| ksd| cyo| gte| zfz| nli| pgh| ifk| sjx| fce| qjv| hwf| yqn| zqv| qok| gun| zvt| rbt| pkj| mpo| pmx| wws| hnq| yrg| bog| zck| zjq| mvu| gtz| tgs|