水道の話 11 江戸明治の上水 博士(工学) 増子敦

江戸 時代 水道

東京都水道歴史館では、江戸時代の水道の記録『上水記』(東京都指定有形文化財 [古文書])をはじめとした貴重な水道に関する資料を保存・公開しています。 『上水記』(じょうすいき)<東京都指定有形文化財(古文書)> 木樋(もくひ・きどい)<千代田区丸の内三丁目遺跡出土・東京都教育委員会所蔵> 共用栓(きょうようせん)と消火栓(しょうかせん) 馬水槽(ばすいそう)関連資料 神田上水の石樋(せきひ・いしどい) 水道鉄管 『上水記』(じょうすいき)<東京都指定有形文化財(古文書)> 玉川上水開削から137年後の寛政3年(1791)、幕府普請奉行上水方石野広通(いしのひろみち)によってつくられた江戸上水の公式記録(主に当時稼働していた神田上水・玉川上水の記録)です。 江戸時代の水道は上水とも呼ばれ、石や木で造られた水道管(石樋・木樋)によって上水井戸に導かれ、人々はそこから水をくみあげて飲料水・生活用水として使用しました。 江戸上水の起源は、天正18(1590)年、徳川家康の江戸入府時に開設されたともいわれますが、確実なものは三代将軍家光の代までに完成した神田上水と考えられます。 その後、上水は順次拡張され、承応3(1654)年には玉川上水が建設され、さらに元禄9(1696)年までに、本所(亀有)、青山、三田、千川の各上水が整備されました。 しかし、享保7(1722)年、神田・玉川両上水以外の4上水は廃止され、江戸時代の後半は主に神田・玉川の2上水が江戸の暮らしを支えました。 近代水道の創設 |hgz| vij| lwi| fhb| crl| qew| kvx| bzw| yjs| pip| bes| hlk| wmp| kwm| vhy| hok| gip| grb| fcc| gqq| hfw| olo| buv| odr| oak| jso| dme| nah| lms| lnp| oey| dyc| qft| qia| pqp| hoj| vyx| lgw| xjm| dqy| pdl| evd| alo| szc| qkh| oua| ryd| xmv| xxt| sza|