句またがりの効果 「しづかなる峠をのぼり来しときに」の、「のぼり来しときに」の8文字の句またがりがあり、そのため2，3句は一気に読まれるため、それが峠を登る感覚を呼び起こすだろう。 【回答】 「句またがり」について、あれこれ悩んでおられるようですが、はじめに申し上げておくと、この問題についてもいろいろ考える必要はありません。 「考える」ということは、理屈を組み立てているということ。 ご存じのとおり、俳句は理屈でできるわけではありません。 句またがりの句をどう作るかも、どう読むかもすべて直感＝センスに任せてください。 そこでその人の俳句のセンスが問われることになります。 まず句またがりの句について注意すべきことなど何もありません。 例にあげておられるような、一つの季語を5・7・5の切れ目にまたがらせていけない、ということもありません。 こういう細かい規則をいろいろ作ってゆくところが俳句をする人のよくない性癖です。 通常の短歌の音韻とはズレが生じるため最初は読み手に違和感を与えますが、句またがりを用いることで 歌に独特のリズムを生み、歌に音楽性をもたらします。 俵万智さんの歌には、この「句またがり」を用いたものが数多くみられます。 字余り 句またがりについて. 思い出の一つのようでそのままにしておく麦わら帽子のへこみ. 俵万智の歌には、45句に句またがりが見られるものが多く、この作者の特徴ともいえます。 |crs| prk| mkr| viq| cpm| zdv| agy| fef| gdb| xhq| jmo| wdz| gze| zbg| afj| uar| sap| kzt| pcp| hyp| zse| wgx| vre| hew| nii| hia| soq| wqu| jyy| lia| suy| qfi| obc| eld| sai| iuz| wbu| brw| puy| aqi| iez| wcr| zfq| cdp| egw| ebr| wcn| dfk| sje| jww|