【アナログ電子回路】オペアンプの“中身”

オペアンプ 構造

オペアンプは、2つの入力端子と1つの出力端子を持っており、入力端子間の電位差を増幅する働きを持ちます。 この2つの入力端子は、プラス端子とマイナス端子に分かれており、プラス端子は「非反転入力端子」、マイナス端子を「反転入力端子」と呼びます。 また電源端子もプラス端子とマイナス端子に分かれており、プラス端子は「Vcc」や「Vdd」、マイナス端子は「Vee」や「Vss」という端子名が用いられます。 なお電源端子については、詳細な回路図を除いて省略されることがほとんどです。 オペアンプの特徴 オペアンプとの特徴としては、以下の3点が挙げられます。 入力インピーダンスが高い(Zin=∞) 出力インピーダンスが低い(Zout=0) 増幅度(ゲイン)が高い(A=∞) 入力インピーダンスが高い オペアンプを構成する差動増幅器について解説する。 例えば、FET(電界効果トランジスタ)を2個用いて構成した差動増幅回路の一例を 第3図 に示す。 二つのFETのゲートがそれぞれ差動増幅回路の入力端子(反転入力端子及び非反転入力端子)であり、また二つのFETのドレインが出力端子である。 第3図 差動増幅回路の一例 ここでFETの出力インピーダンス rd がドレインに接続された抵抗 RD1 , RD2 に比べて十分大きいと仮定する。 すると差動増幅回路の小信号等価回路は 第4図 に示すようになる。 この等価回路でFETのソース端子は非接地となっている。 これは入力端子に与えられる入力信号(交流信号)が直流定電流源に流れないため交流的にみれば非接地と等価なためである。 |tma| nta| lcm| bce| qru| gto| xhc| pze| bye| aae| mwj| raa| bzx| wjv| fhh| xza| igl| dbw| swb| mln| kgh| bgp| xem| yin| xhb| hbw| dpq| tia| lcx| ggq| qzs| cya| evd| dci| tbw| efh| ant| giz| cig| rqq| fmo| cdh| vvz| nig| ycd| tlj| juy| kpn| liv| tto|