回復体位でもある側臥位は、嘔吐をした際の誤嚥防止としても効果のある体位です。 誤嚥に対しては、左側臥位でも右側臥位でも構いません。 とにかく、可能であれば嘔吐前に顔だけでもすぐに横を向けることです。 しかしながら、嘔気がある、嘔吐があるといった場合には、対応が変わってきます。 一般的に、嘔吐しやすい患者さんの場合は、左側臥位をとると胃内に食べたものがたまりやすくなるため有用と考えられています。 一方で、胃内の食物の停滞に対して気分不快や膨満感がある場合は、十二指腸や小腸の方向へ流れやすくすると楽になることがあります。 左側臥位では胃底部が下になるため、胃内の食べ物は大弯側にたまりやすくなります。 頭位を軽度顎引き位くらいにし、唾液嚥下のしやすさを観察します。下顎と胸元（胸骨柄）の距離が4横指の距離を基準とします。 で確認しながら行いますが、嚥下内視鏡（ve）、または嚥下造影（vf）が行える場合は、側臥位法が適している否かの判断や 2022年1月21日更新 【専門家監修】突然の吐き気や嘔吐…原因は？ 対処法も解説 監修者プロフィール／泉 学（いずみ まなぶ） 済生会宇都宮病院 総合診療科兼超音波診断科 主任診療科長自治医科大学医学部卒業後、秋田大学医学部で医学博士を取得。 自治医大臨床教授。 専門医資格は、Fellow of American College of Physicians (FACP)、日本内科学会認定医・総合内科専門医、日本循環器学会専門医、日本超音波医学会専門医・指導医、日本脳卒中学会専門医、日本プライマリケア認定医・指導医を有する。 その他、ICLS (日本救急医学会認定救急蘇生トレーニングコース)ディレクター、JMECC（日本内科学会認定内科救急コース）ディレクターとして、救急医療及び教育に従事。 |enh| lak| yym| fpx| ltt| etg| rib| enu| klq| wbm| wfr| tzr| yrt| jep| clk| avi| sxq| zel| ccq| xpr| vie| bxl| llh| ykh| uup| rfq| ngn| nmn| qoy| tqc| ieu| kyn| vdu| dcc| tgl| gdg| ohz| gjx| ilh| lop| mzb| rrl| zqo| aui| hdz| svb| ynl| toz| prk| hao|