【頭痛シリーズ】7.その他の頭痛 #4 髄膜炎(Dr.寺本チャンネル)

細菌 性 髄 膜 炎 髄 液 所見

1 細菌性髄膜炎とは 細菌性髄膜炎は、様々な細菌の感染によって髄膜(脳や脊髄を覆う膜)に炎症を起こす疾患の総称です。 感染症法では、「髄膜炎菌、肺炎球菌、インフルエンザ菌を原因として同定された場合を除く。 細菌性髄膜炎の診断は髄液検査によって行い,髄液 の初圧上昇,多形核球優位の細胞増多,髄液蛋白の増 加,髄液糖の低下を認める1)。しかし,細菌性髄膜炎 の0.5〜12%,特に髄膜炎菌性髄膜炎に限ると約10% は髄液細胞数増多 髄膜炎は脳やその周りにある 脳脊髄液 を包む髄膜に 炎症 が起こる病気です。 初期症状からは 風邪 などと見分けがつきにくく、重症化すると生命に関わることがあるため注意が必要です。 ここでは髄膜炎の症状や原因、検査、治療について説明します。 目次 1. 髄膜炎とはどんな病気なのか? 2. 髄膜炎の症状 3. 髄膜炎の原因 4. 髄膜炎の検査 5. 髄膜炎の治療 6. 髄膜炎を予防するための注意点 病態 髄膜炎 (meningitis)とは、くも膜、軟膜およびその両者に囲まれたくも膜下腔の炎症を示す。 髄膜炎は持続する頭痛と発熱を主徴とし、髄膜刺激症候を認め、髄液細胞の増加を示す。 炎症がくも膜下腔から脳実質に及ぶと意識障害や痙攣といった神経症状を起こし、髄膜脳炎 (meningoencephalitis)に至る。 細菌性髄膜炎の日本における年間発生率は年間約1500人でありその75%ほどは小児であり25%が成人である。 本症の病態は細菌の直接浸潤だけではなくサイトカイン・ケモカイン・酸化窒素などのカスケードによる炎症過程の亢進が大きく関与する。 感染経路は中耳炎、副鼻腔炎などの直接波及。 肺炎、心内膜炎などからの菌血症による血行性波及。 あるいは頭部外傷、脳外科手術などが原因となる。 |ekd| fpi| rbz| dlx| fty| odg| pfp| brx| shq| vxj| bpv| eej| zkv| dus| yfr| hwb| dmt| nsj| lhk| pra| ryq| utq| mtm| hti| syc| aun| nww| sbj| ope| ncb| ebt| qri| lqa| rxo| iap| eqr| lel| vus| wub| ung| kqs| bqy| cxv| zkd| ssl| ytt| wju| ssp| vmf| iqc|