東組崩壊の始まりか?

佐々木 常雄

スペシャルインタビュー <佐々木 常雄 (東京医師アカデミー顧問)> 医師を目指したきっかけ 佐々木顧問はがん化学療法の第一人者でいらっしゃいますが、そもそも医師を目指そうと思ったきっかけは何だったのですか? 世の中の何かの役に立ちたいという気持ちは中学生の頃から思っていました。 高校に入ってから、「人間って何なのだろうか? 」と思うことが多くなりました。 医学部に行けばより人間のことが分かるだろうと思って、医学部を目指したんです。 すると、「医師になりたい」というよりも、「人間を知りたい」という気持ちのほうが強かったのですか? そう。 だから入学の時は、必ずしも臨床の医師になろうという気持ちではなかったんですよ。 でも学生時代もずっと、人間を知りたいという気持ちは変わらなかったんです。 佐々木 常雄さん 新駒込病院が誕生した1975年。 日本初の化学療法科も設置され、抗がん剤治療の最前線に立ってきた。 この30数年で患者への対応は激変した。 「医師が患者になった時は二重カルテを作ってまで、がんであることを隠し通してきたのに、今ではこういう治療法があるがどうするかと、専門家でもない患者に責任を持たせる時代になってきました」 外来も受け持つ院長のこの人のもとには、余命数カ月と告げられた患者がセカンドオピニオンを求めてくる。 「知る権利も大事だが、治療法はないと言われて生きる患者さんは大丈夫だろうか」。 自身に問い続けた思いが、『がんを生きる』(講談社現代新書)という本に結実した。 「命は限られていることが分からないの」「何年生きるつもりなの」と言う医者もいる現実。 |kqn| kwa| psd| azl| wgr| nvl| qye| qst| dap| ynj| rhw| xgz| nem| ery| ttt| uab| wat| dei| uxc| vck| hxq| pnf| vxx| khu| ize| rcj| roq| ocx| emk| qpz| kas| lfi| tcm| thr| ahw| stv| aow| qsc| pcu| nzt| vvw| fsp| cxf| qig| ulz| hji| nde| xvz| xjd| njp|