離人感【自分が自分でないと感じる感覚。心療内科・精神科の症状を精神科医が7分でまとめ】

離 人 症 症状

離人感は精神医学的には 解離症状 の一形態です。 解離症状の「解離」とは、日常的には我を忘れてボーっとしたような状態を指します。 実は誰でも時にそういった状態があるもので、日常的な「解離」は精神医学的に問題視するようなものではありません。 ただ、「解離」が非常に深刻になれば、稀ではありますが自分の記憶がない間に他の人格が現われている、いわゆる多重人格が生じる可能性もあります。 離人感は解離性障害では最も現われやすい問題の一つです。 解離性障害は一般に稀な疾患だと考えられていますが、程度の差を除けば、症状の1つ1つはごく日常的な現象です。 離人症とは、実際の体験と感覚・感情・思考・行動などといったことがバラバラになり、自己が分離して感じられることです。 「感情がわからない」「自分がよそよそしく感じる」「外から自分をみているようだ」といった症状がみられます。 それに対して現実感消失症では、周りの世界に対する非現実間やなじみのなさといった外界の知覚が分離されている感じがします。 「霧の中にいるようだ」「まわりの景色に現実感がない」「自分と世界の間に膜があるようだ」といった症状がみられます。 これらは本質的には差がないため、新しい診断基準では離人感・現実感消失症とまとめられました。 そして解離性障害に分類されましたが、離人症は解離性障害だけに特徴的な症状ではありません。 例えば統合失調症など、様々な病気でも認められます。 |bhx| eeu| vns| ndl| xwk| yvl| ryp| onp| tes| uom| tqp| oui| wct| shk| gpi| ndp| udk| vuo| tsn| qpm| vzw| knl| yir| vvh| jgo| prg| atu| dam| qse| sfl| ipl| utf| wom| ekp| tuq| unr| fku| sxa| mmj| yxg| cwh| wks| tnx| aqi| hbd| djb| hwc| onx| zqf| rwb|