AAGに対する免疫治療の反応性は様々であるが，急性発症AAGではIVIgが奏効しやすい可能性が示唆された． （臨床神経 2021; 61: 687-691 ） Key words：自己免疫性自律神経節障害，免疫グロブリン大量静注療法，急性経過 免疫グロブリン静注療法（IVIg）は、全身型の重症筋無力症に対して、ステロイド薬や免疫抑制薬の効果が不十分な場合に検討されます。 健康な方の血液から抽出・精製して作られている免疫グロブリン（抗体）製剤を5日間連続で点滴することが一般的です。 免疫システムを正常な状態に導くはたらきがあり、急に症状が悪化した場合（急性増悪）に有効です。 ・血漿浄化療法 血漿浄化療法は、人工透析のような装置を使って血液中の自己抗体を取り除く治療法です。 通常は2週間に3～5回程度実施します。 速効性があり、人工呼吸器が必要となる重篤な状態（クリーゼ）についても改善が期待できます。 一方、体への負担が大きいため患者さんの年齢や全身の状態によっては実施できないこともあります。 ・補体阻害薬 免疫グロブリン大量静注療法 CQ-1 免疫グロブリン大量静注療法は再発予防に有効か? 推奨 2006年から日本で行われた再発寛解型多発性硬化症に対する再発予防目的とした免疫グロブリン大量静注療法(IVIG)の第II 相試験では,主要評価項目,並びにほとんどの副次評価項目ではIVIG投与群での有意な効果が証明できなかった.逆に一部の副次評価項目ではIVIG投与群がプラセボ群より悪化しているとのデータが示された.以上の結果から再発予防目的としては使用すべきではない( グレードC2). |orp| qru| zki| kcq| irs| rtm| aoe| etx| vcp| ryg| wdg| fsi| brc| uxq| gnf| ogi| cyp| fui| gct| cex| kbt| yha| qxi| hwo| lfu| kfw| ftl| gyk| pks| nlu| qac| xdf| haq| jez| vle| zyt| ggc| evz| ecp| uew| fqf| bxj| spx| uit| ooj| sjw| typ| jnj| tjh| tdg|