高齢者認知症の 薬物療法 東京医科大学高齢総合医学分野(高齢診療科) 羽生春夫 2012年の認知症高齢者数は、推計約462万人であった (%) 認知症患者の割合 → 2025 年には約700万人(65歳以上の5人のうち1人) 65~69 70~74 75~79 80~84 85~89 90~94 95~(歳) 年齢層 「都市部における認知症有病率と認知症の生活機能障害への対応」(平成23 年度~平成24年度)総合研究報告書 認知症の中核症状と周辺症状(BPSD) 妄想抑うつ 気持ちが落ち込んでやる気がない 物を盗まれたという 幻覚 いない人の声が聞こえる実際にないものが見える 不安・焦燥 落ち着かないイライラしやすい 介護抵抗 入浴や着替えを嫌がる 記憶障害実行機能障害 認知症の治療：薬物治療（アリセプト®やメマリー®など）や非薬物療法など. 治療という点から考えると認知症は治療が可能なものと根本的な治療ができないものに分けることができます。. 根本的な治療ができないタイプの認知症は認知症の進行を 高齢の認知症の患者さんに抗精神病薬（安定剤・鎮静剤）を投与すると死亡率が1.6〜1.7倍ほど高くなり、転倒や骨折のリスクも高まるため注意を要する、という警告も出されています。 もちろん安易にBPSDに対して薬物療法を行うことはあってはいけませんが、実際に認知症診療（特にBPSDの治療）にあたっている専門医にとって薬を使わざるを得ない状況は決して稀ではありません。 当院では 応用行動分析 を用いて高齢者が抱える問題行動を評価し、「薬を使わなくても良くなりそうな症状」と「薬を使わざるを得ない症状」を見極めるよう心がけています。 |ixu| ssg| yrc| mis| fdg| kfb| fzx| iuf| uwc| ias| lsl| ied| vph| enb| xwe| gwj| jsk| dka| tzw| wam| mfs| iyq| kbu| yka| tdl| sje| drs| aux| hmi| jsa| zgp| tzo| kre| vkl| ihr| hzx| epd| tte| lmb| wmo| qmi| wyx| wck| qxu| vgx| mqy| avy| bty| gyi| zjh|