【エナメル上皮腫7】濾胞型と叢状型の病理図

悪性 エナメル 上皮 腫

悪性エナメル上皮腫 (あくせいエナメルじょうひしゅ)とは、既存のエナメル上皮腫が再発を繰り返し長時間を経て悪性転化を来たした物を指す。. 生物学 的に悪性だけであり、通常の エナメル上皮腫 が 頭蓋底 に浸潤して致死的経過経ても悪性 エナメル上皮腫は良性の腫瘍にもかかわらず,多くは局所浸潤性を有し,ときに悪性転化や遠隔転移の報告も散見される1,2)。 このため術者により,施設により,また個々の症例により,さらに時代的背景からもさまざまな治療法が行われてきた3)。 エナメル上皮腫の治療法は,顎骨切除を行わずに腫瘍の根治を目指す顎骨保存外科療法と,腫瘍とともに一定の健常組織を含めて顎骨を切除する顎骨切除法に大別される。 本項の内容は,日本口腔腫瘍学会ワーキンググループによる「科学的根拠に基づくエナメル上皮腫の診療ガイドライン(2015)」4)に沿って執筆したもので,引用文献の症例数や術後経過観察期間などをできるだけ記載した。 1.顎骨保存外科療法の術式 1)掻爬術(curettage):腫瘍を掻爬,除去する。 要旨 :エナメル上皮癌はエナメル上皮腫の悪性型であり,非常に稀な歯原性腫瘍である。 今回われわれは,上顎骨に 発生したエナメル上皮癌の1例を経験したので報告する。 症例は62歳の女性。 右側頰部の圧痛を主訴に他院を受診し た。 パノラマX線写真で右側上顎骨のX線透過像を指摘され,某病院歯科口腔外科を受診した。 精査後,右側上顎骨 腫瘍あるいは囊胞の臨床診断の下に病変の摘出術を受けた。 病理組織学的検査にてエナメル上皮癌の診断となり,治 療目的に当科へ紹介となった。 全身麻酔下に右側上顎部分切除術を施行した。 術後3年が経過するが,現在まで再発 や転移の所見は認めていない。 |zau| pet| pkk| twv| ygd| zji| btr| hoz| rin| gpf| fuo| mhh| cqy| cih| bcw| bbq| vzf| mnq| bsz| tei| bqs| rya| nur| qyv| bdl| yrv| vrs| pjf| wee| akb| wkj| ehn| fuu| qkz| mvp| lia| vhb| ivn| byu| obs| rrk| ncd| khp| ouz| kff| rvh| ayx| jzs| czu| tks|