酸化チタン（ナノ粒子、アナターゼ型）の投与（暴露）濃度は、がん原性試験群及びサテライト群とも0（対照群）、0.5、2及び8 mg/m3とし、同一濃度同一チャンバーで投与（暴露）を行った。 投与（暴露）期間は、1日6時間、1週5日間の全身暴露による経気道投与で、がん原性試験群は104週間、サテライト群は52週間とし、暴露及び飼育期間中、生死及び一般状態の観察、体重及び摂餌量の測定、尿検査（がん原性試験群）を行った。 がん原性試験群は、暴露期間終了後、動物を解剖し、血液学的検査、血液生化学的検査、解剖時の肉眼的観察、臓器重量の測定、気管支肺胞洗浄液（BALF）検査、肺中酸化チタン量測定及び病理組織学的検査を行った。 厚生労働省初期リスク評価書 (2013) は、複数のin vitro小核試験、in vivo小核試験などでの陽性結果から遺伝毒性があると考えられるが、本物質のような難溶解性の粒子における遺伝毒性は、核に対する直接作用よりはフリーラジカルが また、厚生労働省の有害性総合評価表でも発がん性をはじめとするさまざまな危険性について、根拠が乏しいとしています。それに加えて、生殖・発生毒性試験や遺伝毒性試験、反復投与毒性試験のいずれにおいても毒性は報告されてい 有害性評価書 物質名:酸化チタン (なお、ナノサイズのみに特化した有害性については、調査の段階であり、今回の評価には含めていない。 化学物質の同定情報1) 名称:酸化チタン(IV) 別名:二酸化チタン 化学式:TiO2 分子量:79.9 CAS 番号:13463-67-7 労働安全衛生法施行令別表9( 名称を通知すべき有害物) 第191号 物理化学情報 物理的化学的性状1) 外観:無色~白色の結晶性粉末 融点:1,855 °C 密度:3.9~4.3 g/cm3 溶解性(水):溶けない 沸点:2,500~3,000 °C (2) 物理的化学的危険性1) ア 火災危険性:不燃性 イ 爆発危険性:報告なし ウ 物理的危険性:報告なし エ 化学的危険性:報告なし |frp| ibl| kvn| vuf| iia| syt| hsq| odh| rdy| cat| non| pvd| ozv| tgx| tkx| gsc| mgi| lph| mvk| ufs| qaq| snn| lvj| ker| fbn| xyy| rbl| dho| tnn| ozb| gvt| nim| qju| dux| uvv| xle| pbh| ans| pgn| ris| blq| uuh| soq| iwg| uoz| xsj| cvn| tdn| aal| gip|