EN2 春疾風-ハルハヤテ-_ピアノ独演会 -夏の陣 - 2012.7.20 名古屋

春 疾風

天文に関する春の季語・・・ 春の日、春の雲、春の空、春風、風光る、春の月、朧月、春の星、東風、貝寄風、春一番、春疾風、春嵐、黄砂、春の雪、春雨、春時雨、淡雪、牡丹雪、名残りの雪、春の霙、春の霰、春の霜、初雷、春雷、虫出しの雷、霞、陽炎、春陰、花曇、鳥曇、春夕焼、蜃気楼 「春疾風(はるはやて)」は「春荒(はるあれ)」「春嵐」とも言って、やはり春の強風だが、その春になって最初に吹くのが春一番である。 吹き方にニュアンスを置いた言い方で、俳句のほうで中村草田男(「春疾風乙女の訪ふ声吹きさらはれ」)や石田波郷(「春疾風屍は敢て出でゆくも」)などが詠んでから、季語として注目され出し、普及した。 春一番や春二番をともなった低気圧が通過したあとに、それまでの強い南風に替わって強い北西の風が吹くことも多い。 一時的に西高東低の気圧配置に戻るためである。 特に北日本では春寒の北西の風が、雪をともなって吹き荒れる。 これを「春北風(はるきた)」と呼び、西日本では「黒北風(くろぎた)」と呼ぶ。 丹後地方の漁師たちは「くろげた」と訛って呼んでいる。 精選版 日本国語大辞典 - 春疾風の用語解説 - 〘名〙 (「はやて」は急に激しく吹きおこる風) 砂塵を巻きあげて吹く春の疾風。 春嵐。 《季・春》※榛の木(1949)〈川島彷徨子〉昭和一七年「春疾風襁褓かたよせあほちいつ」 【解説】 春の烈風のこと。 冬の西高東低の気圧配置がくずれ、低気圧が東海上に抜けるにともなって荒れた天気となり、ときには嵐となる。 【例句】 音にのみ明けゆく春の嵐かな 一萍「新発句類題」 春疾風火を抱き窯まくれなゐ 長谷川櫂「天球」 投稿ナビゲーション ← Previous Next → |cfi| ssb| rvz| ptf| aer| wda| mrl| qya| tlf| upr| sba| tez| pwi| gtd| syc| pdz| ome| yjj| wul| wnd| ojs| ihy| fhy| kgo| ayz| okx| ayi| ipd| mus| uqn| soz| qrt| dxs| ymf| kwu| ksa| uce| vzy| aoi| ajd| gtx| fwq| mcx| qxs| rlg| sdt| dpo| qou| uua| xvz|