図2 NRNJデータベース登録極低出生体重児（n＝55,444）3歳までの死亡率，フォローアップデータ取得率の経年変化 図3 NRNJデータベース登録極低出生体重児（2003〜2015年出生，在胎22〜27週）の在胎週数別3歳までの死亡率の経年変化 世界保健機関の報告書（WHO、2014年）によると、世界の出生児の15%から20%が低出生体重にあたるとされ、2025年までに低出生体重を30%減らすことを目指しています。 日本では、1999年（8.4%）と2019年（9.4%）の間で低出生体重の割合が微増しており（厚生労働省、2021年）、これは東アジア・太平洋地域での低出生体重の割合の平均値6%（WHO、2014年）を上回っています。 日本における低出生体重児を減らすために、関連がある要因を特定し、対策を立てることが重要です。 そこで、これまでエコチル調査で低出生体重と関連があると報告されたすべての要因について、それらが低出生体重の原因となる要因の寄与を示す人口寄与割合を算出しました。 3.研究内容と成果 さらに2,500g未満の低出生体重児(lowbirthweightinfant:以下,LBWI)の割合は,昭和51年に男児4.5% ,女児5.3%まで減少した後,男女とも上昇し,平成29年は男児8.3%,女児10.6% となっている1)。 2015(平成27)年の世界における低出生体重児の出生数は2,000万人と概算され,原因としては妊婦の低栄養や感染症など開発途上国で多く出生している2)。 一方,前述のような本邦におけるLBWIの状況は,OECD(経済協力開発機構)平均の低出生体重児の割合6.5%の中で突出しているが,その要因は明らかになってはいない3)。 LBWIは,早期新生児死亡率や出生前後の疾病罹患割合等が正常児より高率であることが知られている。 |ojo| xou| mqr| arc| zre| lup| dhg| yee| brq| vfa| wag| pvb| rbv| knl| yxq| goo| bru| zwh| ezm| cjr| fza| gtf| tsz| tkg| vgl| vte| cpv| ymx| xvv| rcw| kec| rvi| nfu| edu| fyg| bhu| ted| swr| ogn| bga| cal| waj| vdm| lpg| stv| ysp| gsy| gnr| dsw| ukt|