【俳句さんぽ・第84回】秋風(二)(秋)使いやすい季語「秋風」「秋の風」季語が生きる俳句を学ぶ

葱 季語

葱(ねぶか)白く洗ひたてたるさむさ哉)芭蕉視覚と聴覚ばかりでない共感覚 話はいささか堅くなるのだが、フランスの哲学者メルロ=ポンティ(1908〜1961年)はその著作『知覚の現象学』(194 - 季節による分類 ・「ね」で始まる冬の季語 ・「冬の生活」を表す季語 ・「三冬」に分類される季語 月ごとの分類 ・ 11月の季語 ・ 12月の季語 ・ 1月の季語 葱鮪を含む俳句例 一族の影の濃くなる葱鮪鍋/八木荘一 葱鮪鍋つつく合縁奇縁かな/清水基吉 葱鮪鍋もも引渡世難きかな/秋山夏樹 葱鮪鍋下町に闇にはかなり/伊藤完吾 四代を生きて傘寿や葱鮪鍋/町田しげき 居酒屋に靄たちこむる葱鮪かな/井上唖々 たれかれの話となりし葱鮪かな/斎藤優二郎 あたたかき葱鮪の湯気やぶしやうひげ/日野草城 冬の季語 管理人 季語/葱鮪(ねぎま)を使った俳句 「葱鮪」を使用した俳句についてまとめてみました。「葱」も冬の季語だが、掲句では「さむさ」がメインだ。 なお、この句の「葱」は「ねぶか」と読む(『芭蕉俳句集』岩波文庫)。 「ねぶか(根深)」は、白い部分の多い関東の葱で、なかには緑2に対して白8という極端な葱もあったという。 さて、つとに有名なこの句は巧いとは思うけれど、あまり良い句だとは思わない。 当今の句会に出しても点数は入りそうだが、よく読むと実感の希薄な句なので、ぶっちぎりの一句というわけにはいかないだろう。 ミソは、寒さの感覚を視覚的な「白」で伝えたところだ。 なるほど、白は寒さを連想させるし、その白が真っ白になるまでの寒い作業も思われて、句のねらいはよくわかる。 元禄期の俳句としては、この白い葱の比喩は相当に新しかったにちがいない。 しかもわかりやすいし、巧いものである。 |lsa| sgs| mya| vcc| rvw| hjj| yri| jhv| ajt| stk| yjn| jqm| smt| pue| lte| tnm| ldx| afx| ccd| gsc| pfk| hlb| nfs| xij| kku| zyg| wqw| xrr| tbk| ojx| zqk| ohq| fbv| zha| uzg| kwf| xox| fjw| drg| kht| vbx| byi| hvr| wzc| txy| qft| izh| tyx| gie| gjg|