紅花 生薬
現在でも食品着色料や口紅の材料としても用いられている 紅花 ですが、これの花を生薬としても用いています。 月経不順などの婦人科疾患にも効果を発揮する生薬です。
紅花(コウカ)は漢方薬の原料となる生薬です。 こんな症状の時にオススメです。 血行不良による月経痛、産後の腹痛などを解消します。 打撲による内出血などの腫れと痛みや、シミなどにも用いられます。
2019.01.08 生薬の種類 紅花はベニバナです。 その花を生薬として使っています。 山形県の県花です。 ベニバナは非常に古くから染料として世界中で使用されています。 エジプトのミイラを包む布が紅花で染められていたと言われています。 また、べニバナは万葉集や古今和歌集に「末摘花」の名で歌われています。 保険適用漢方エキス剤では通導散や治頭瘡一方に含まれています。 第17改正日本薬局方には以下のように記載されています。 コウカ Safflower CARTHAMI FLOS 紅花 ベニバナ 本品はベニバナCarthamus tinctorius Linné (Compositae)の管状花をそのまま又は黄色色素の大部分を除いたもので,ときに圧搾して板状としたものである.
生薬「紅花(こうか)」の効能・副作用・マメ知識を紹介。 【効能】子宮の興奮作用冠状動脈拡張作用降圧作用清熱消炎。 【副作用】於血を改善する作用が強いので妊婦の多量服用には注意! また、暑がりの人が飲むとのぼせることがある。
紅花 こうか コウカ(紅花)は、キク科のベニバナの花を乾燥したものです。 漢方的には、活血、通経、止痛の効能があり、月経異常や腹部のしこり、打撲傷、瘀血などに用いられます。 ベニバナの色素は、着色料や口紅の原料に使用されます。 また、ベニバナの種子からとる油はサフラワー油です。 かつては、ベニバナで紅餅を作り、口紅の主原料とされていました。 1 コウカの原形生薬 2 コウカの原形生薬 3 コウカすり花 4 コウカ紅もち 5 ベニバナの花 6 ベニバナの花 芎帰調血飲第一加減 折衝飲 治頭瘡一方 治頭瘡一方去大黄 滋血潤腸湯 秦芁羗活湯 秦芁防風湯 葛根紅花湯 蒸眼一方 通導散 Tweet
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