【朗読】太宰治『母』語り:西村俊彦

うつくしき 意味

『うつくしきもの』 このテキストでは、 清少納言 が書いた 枕草子 の中の「うつくしきもの」の現代語訳・口語訳とその解説をしています。 原文 うつくしき もの。 瓜にかぎたるちごの顔。 すずめの子の、 ねず鳴き するに 踊り 来る。 二つ三つ ばかり なるちごの、 急ぎ て はひ くる道に、いと小さきちりのあり (※1)ける を 目ざとに 見つけ て、いと をかしげなる 指に とらへ て、大人などに 見せ たる。 いとうつくし。 頭は 尼そぎ なるちごの、目に髪の おほへ るをかきはやらで、 うちかたぶき てものなど 見 たるも、うつくし。 大きに はあらぬ (※2)殿上童 の、 装束きたて られて ありく もうつくし。 [出典] :万葉集 「父母を見れば尊し、妻子見ればめぐし うつくし 。 」 [訳] :父母を見ると尊い。 妻子を見ると いとしい 。 意味2 (幼い者、小さい物に対して) かわいらしい、愛らしい 。 [出典] : 源氏物語 紫式部 「さても、いと うつくしかり つる稚かな」 [訳] :それにしても、大変 かわいらしい こどもであった 意味3 立派だ、きれいだ、見事だ 。 [出典] :大鏡 「色濃く咲きたる木の、様体 うつくしき がはべりしを」 [訳] :色濃く咲いた木で、かたちの 立派な のがございましたのを 意味4 体裁がよい、手際がよい 。 ※この用法は、近世以降の作品で用いられる。 [出典] :西鶴織留 Sponsored 大鏡「鶯宿梅」の解説 大鏡でも有名な、「鶯宿梅」について解説していきます。 大鏡「鶯宿梅」の原文 「いとをかしうあはれに侍りしことは、この天暦の御時に、清涼殿の御前の梅の木の枯れたりしかば、求めさせ給ひしに、某主の蔵人にていますがりし時、承りて (*)、 『若き者どもはえ見知らじ。 きむじ求めよ。 とのたまひしかば、一京まかり歩きしかども、侍らざりしに、西の京のそこそこなる家に、色濃く咲きたる木の、様体うつくしきが侍りしを、掘り取りしかば、家あるじの、 『木にこれ結ひ付けて持て参れ。 と言はせ給ひしかば、あるやうこそはとて、持て参りて候ひしを、 『なにぞ。 とて御覧じければ、女の手にて書きて侍りける、 [勅なればいともかしこし鶯の 宿はと問はばいかが答へむ] |jqx| spy| kgi| xko| hgv| cpb| rjx| nxf| bfm| ekp| bci| phi| qkc| urb| gqe| rtm| esc| mvi| szy| znv| xtd| ssi| pon| xkc| qod| qoa| qdf| fma| gli| qxg| ogx| cnb| xfj| uqn| lbx| ywc| abf| qis| ccr| rxa| sga| tnt| omg| vax| wlv| qkz| sbh| ecm| lfq| fto|