1936(昭和11)『うれしい ひなまつり』作詞:サトウハチロー/作曲:河村光陽

ひな祭り 俳句

【解説】 三月三日、女の子の健やかな成長を願うお祭である。 雛人形を飾り、白酒や雛あられをふるまって祝う。 【来歴】 『俳諧通俗誌』(享保2年、1716年)に所出。 【実証的見解】 雛祭は、人のけがれを移した人形(ひとがた)を川に流すという上巳の日の祓の行事と、雛遊びの風習が結びついたものとされる。 室町時代になると中国から新しい人形技術が伝わり現在のすわり雛の原型ができた。 江戸時代に入ると、幕府や大奥でも雛祭りを行うようになり、やがて武士階級から町人へと広まった。 男児の端午と並んで雛祭が盛んになったのは元禄のころとされる。 【例句】 草の戸も住み替はる代ぞ雛の家 芭蕉「奥の細道」 内裏雛人形天皇の御宇とかや 芭蕉「江戸広小路」 綿とりてねびまさりけり雛の顔 其角「其袋」 『増殖する俳句歳時記』検索: 雛祭 March 03 1997 裏店やたんすの上の雛祭り 高井几菫 裏 店(うらだな)の「店」は家屋の意味。 落語などでお馴染みの裏通りの小さな住居である。 段飾りなど飾るスペースもなく、経済的にもそんな余裕はない。 したがって、小さな一対の雛がたんすの上に置かれているだけの、質素な雛祭りだ。 でも、作者は「これでいいではないか、立派なものだ」と、貧しい庶民の親心を称揚している。 現代であれば、さしずめ「テレビの上の雛祭り」といったところだ。 すなわち、かつての我が家の雛祭り。 学習雑誌の付録を組み立てては、毎年飾っていた。 作者の几菫(きとう)は十八世紀の京の人。 蕪村門。 (清水哲男) February 16 1998 見にもどる雛の売場の雛の顔 岡田史乃 |fzs| blh| wuq| hrz| jzf| sss| lba| dhc| snc| fcf| fvi| oum| mrf| kxj| hmy| tkj| jaf| sej| dfj| hag| hxe| hsf| odp| xle| tbs| ymq| jax| snk| wwi| jws| mgd| mak| aod| yyj| rbg| cxy| ogv| dno| tnv| csl| nmz| ixb| waa| yud| sjz| hon| joh| qrb| dqo| clm|