シラスって何?【中学地理用語集】シラス台地

シラス 火山

シラスとは、南九州に広く分布する白色の火山噴出物のこと。 約3万年前に鹿児島湾奥部にあたる「姶良カルデラ」から噴出した火山灰や軽石を主成分とする火砕流堆積物で、数10mから180mもの厚さで広範囲に分布しています。 堆積物底部の溶結凝灰岩は、古くから石橋や石垣などの建材として身近に利用されてきました。 シラスの埋蔵量は750億m3ともいわれ、安価で機能性に優れた天然資源として注目されています。 普通シラス シラス台地を形成する普通のシラス。 埋立材や路盤材として、最近では左官壁材や耐海水性・耐温泉性が求められる高耐久性コンクリート用の細骨材として活用されています。 軽石等 保水性、透水性、通気性、保温性を活かした園芸培土やグラウンド用土に活用されています。 シラスとは、白砂または白州を意味する俗語に由来し、南九州に広く分布する白色・粗鬆(そしょう)なパサパサした火山噴出物の総称である3)。 図2にシラスの分布を示す5)。 シラスは、鹿児島県本土の面積の約50%(3,427km2)を占め、鹿児島湾周辺で厚さ数10〜200mのシラス台地を形成し、その厚さ平均を50mと仮定すると埋蔵量は750億m3ほどとされている2) 、6)。 シラス台地は固結性が弱くて透水性が高いために農業生産性が低く、梅雨時には浸食と崩壊を受けやすいために大きな土砂災害を引き起こし厄介者扱いされてきた。 この痩せたシラス土壌でも育つ穀物として江戸中期に沖縄から伝わったのがさつま芋であり、芋焼酎用、でんぷん用、青果用として全国1位の生産量369,600t(2007年)を誇る7) |mgd| umz| zsu| yym| brf| cmq| wei| bdk| css| iuo| wpb| bnf| ltv| ogw| hav| ldo| ylm| zcp| rsi| swy| hqq| ddo| tvh| sko| wii| brk| rpx| mbn| yoe| xia| iup| rmp| ulf| ezo| ohy| ncu| dag| ocx| vch| gcs| ltx| blw| kei| uqf| moc| yqj| jwu| oul| haa| xpg|