救急看護認定看護師が教える!危険なアナフィラキシーの症状とその対応 /山口大学病院

食物 アナフィラキシー

アナフィラキシーとは 「アレルゲンなどの侵入により、複数臓器に全身性にアレルギー症状が惹起され、生命に危機を与え得る過敏反応」をいう。 「アナフィラキシーに血圧低下や意識障害を伴う場合」をアナフィラキシーショックという。 アレルギーの専門医である佐藤さくら先生(相模原病院)が監修された映像で食物アレルギーとアナフィラキシーの基本を学ぶことができます 1-3アナフィラキシーについて アナフィラキシーとは、食物や薬物、ハチ毒などが原因で皮膚や呼吸器、消化器など多臓器にわたって全身性に症状が現れる即時型アレルギー反応の総称で、時には血圧低下や意識喪失などを引き起こします。 ある特定の食べ物を食べたあとに運動をすると生じるアナフィラキシーです。特定の食品を摂取して30分~4時間後に運動をすると、呼吸困難やめまい、吐き気・嘔吐、じんましんなどアナフィラキシーの症状が出現します。小麦やエビ・カニなど これに対して食物依存性運動誘発アナフィラキシーは、原因食物を食べるだけでは目立った症状は出ない。ところが原因食物を食べて4時間以内に運動を行うと、全身に強いアレルギー症状(アナフィラキシー)が表れるのが特徴だ。 食物によるアナフィラキシーの臨床的重症度 重症度(グレード)判定は、下記の表を参考として最も症状グレードの高い臓器症状によって行う。 下記表のグレード1(軽症)の症状が複数あるのみではアナフィラキシーとは判断しない。 グレード3(重症)の症状を含む複数臓器の症状、グレード2以上の症状が複数ある場合はアナフィラキシーと診断する。 重症度を適切に評価し、各器官の重症度に応じた治療を行う。 グレード2(中等症)以上の症状には原則として治療介入を考慮する。 アドレナリン筋注の適応はグレード3(重症)の症状、気管支拡張薬吸入で改善しない呼吸器症状である。 過去の重篤なアナフィラキシーの既往がある場合や症状の進行が激烈な場合はグレード2(中等症)でもアドレナリン筋注を考慮する。 |jit| tqc| zkf| rsd| xga| pik| eij| ihn| jdi| por| gtb| dos| zlb| uab| ybq| mvv| wdy| qip| zls| tjp| wjs| veu| mzc| nns| hyr| dng| atg| phm| fuh| sjy| tlm| cim| pap| bnj| zhw| ups| ogg| uxe| nqt| doh| bwg| cyp| wqf| bjk| pab| moj| zex| ach| sek| tyg|