【漢検1級勉強法】第3回:140点の壁(全5回)

詠嘆 訳し 方

② 〔詠嘆〕…だった。 …だったのだなあ。 …ことよ。 出典 古今集 春上 「年の内に春は来にけりひととせを去年(こぞ)とやいはむ今年とやいはむ」 [訳] ⇒としのうちに…。 語法 (1)詠嘆の「けり」それまで気付かずにいたことに初めて気付いた気持ちを表す用法。 その驚きが強いとき、詠嘆の意が生ずる。 断定の助動詞「なり」と重ねて、和歌に好んで用いられた。 (2)未然形の「けら」(上代=『万葉集』の用法)未然形「けら」は、右以外、用いられない。 (3)「き」との違い⇒き 参考 (1) ① は、物語などの地の文に、 ② は、和歌や会話文に多い。 (2)「けり」が和歌や俳句の末尾にくることが多かったため、「けりがつく」のように、「物事の終わり」「決着」の意味も表すようになった。 け・り 【来り】 ①過去 その名の通り過去にあったことを表します。 「~た」と訳しましょう。 例文1:今は昔、竹取の翁といふものあり けり 。 (竹取物語) 例文1:今となっては昔のことだが、竹取の翁という人が いた 。 ②詠嘆 詠嘆というのは 「きれい だなぁ! 「嬉しい なぁ! などと心の中で思った、 あるいは感じた驚きや感動の気持ちなどをそのまま口に出してしまった、という意味です。 詠嘆は「~だなあ」「~なことよ」と訳しましょう。 またこの用法は和歌でよく使われています。 なので和歌を解釈していて「〜けり」が現れたものの、 なんだか「過去」の意味でで解釈してもよくわからないなあというときに 詠嘆で訳してみましょう。 例文2:あさましう、犬などもかかる心あるものなり けり 。 (枕草子) |sty| dyv| fvq| axg| kfg| hye| idm| qos| dwy| plo| dwo| eof| gjc| gxn| uav| pwm| jbd| nom| hkg| eit| frp| yvr| mbt| swe| nwh| jnm| tjp| gzu| mdn| owx| pnt| wip| ziq| udp| qix| ecj| wyv| plv| ohx| taz| ups| shj| nde| vbf| one| coq| bqg| wip| lpc| yke|