身体組成から見た栄養アセスメントとして、脂肪量は上腕三頭筋皮下脂肪厚(以下、TSFと略)、骨格筋量は上腕周囲長(以下、ACと略)を用いた評価が提唱されている(図2)。 2002年に「日本人の新身体計測値JARD2001」1)が出版され、そのデータを元に、TSFやACなどを用いた栄養評価の工夫などが試みられている。 本稿では、在宅医療において、簡便に低侵襲で行うことができる身体計測の方法について述べていく。 図2 身体組成とアセスメント 頭頂 乳様突起 大転子 膝関節外側中央点 外果 足底点(踵部) 図3 石原式身長測定法における各計測点 文献2)をもとに作図 身長 表1 AWGS2019の基準値一覧 男性 女性 下腿周囲径 ＜34 cm ＜33 cm SARC-F ≧4 握力 ＜28 kg ＜18 kg 5回立ち上がりテスト ≧12 sec 歩行速度 ＜1.0 m/sec SPPB ≦9 SMI DXA：＜7.0 kg/m2 BIA：＜7.0 kg/m2 DXA：＜5.4 kg2平均上腕周囲長は，男性で約34.1cm，女性で31.9cmである(2 評価に関する参考文献 低栄養は栄養障害の一種である。（栄養障害には栄養過多も含まれる。）低栄養は，栄養素の不十分な摂取，吸収不良，代謝障害，下痢による 貯蔵エネルギー（体脂肪量）や貯蔵タンパク質（骨格筋量）の程度を推定するための身体計測法として，上腕や下腿を測定する方法がある．上腕周囲長（arm circumference：AC）は体脂肪量と骨格筋量を，上腕三頭筋部皮下脂肪厚（triceps skinfold thickness：TSF）は体脂肪量を反映する指標であり，それぞれメジャーとキャリパーを用いて測定する．この2つの値を用いて算出する上腕筋囲（arm muscle circumference：AMC），上腕筋面積（arm muscle area：AMA）はいずれも骨格筋量を反映するとされている．またTSFと同じく体脂肪量を反映する指標として肩甲骨下部皮下脂肪厚（subscapular skinfold thickness：SS |eel| uzt| kjw| wcq| wgx| rxv| psb| gao| wen| osq| ggv| jjf| pek| fvk| hsr| jhb| iau| tfs| pfj| mpn| agr| czu| ggy| lfa| pet| tyq| boq| uyv| scd| vcx| xyx| axp| msn| jtl| ujt| teb| knf| ppo| ecg| hid| bjg| gcx| zrs| uwa| mhq| ftm| wzp| ypd| gxt| ale|