真空パックの辛子蓮根の食中毒事件では、36名の中毒者を出し、その内11名が死亡しました。 ボツリヌスの毒素は、手足が自由に動かせなくなり、呼吸筋が麻痺し呼吸ができずに死に至ります。 「辛子蓮根」を原因とするボツリヌス菌A型による食中毒事件の調査結果の送付について. (昭和五九年一〇月一八日) (衛食第七四号) (各都道府県・各政令市・各特別区衛生主管部 (局)長あて厚生省生活衛生局食品保健課長通知) 本年六月、標記の食中毒事件が九州はじめ全国各地に広域的に発生し、多数の患者及び死者をみるなど甚だ遺憾にたえない事態となつたところである。 本事件の発生要因等の究明のため、省内に「ボツリヌス菌食中毒調査検討委員会」が設置され種々評価検討が行われた結果、別添のとおり検討結果がとりまとめられたので、発生要因の評価等を参考として食品衛生監視指導業務に資されたく送付する。 別添略. 別添1略. 別添2略. 原因食品は熊本県の郷土料理として有名な辛子レンコンで、原料である辛子粉にボツリヌス菌の微量汚染があり、これを使用した製品が真空パックされ、さらに、流通過程での常温保存が毒素産生に最適であったため発生した悲劇と考え からしれんこんに起因したボツリヌス食中毒. 昭和59年6月，からしれんこんに起因したボツリヌス食中毒は全国16都府県に発生し，福岡県では2名の死者と3名の患者（疑症を含む）が報告された（表1）。 死亡した患者について，からしれんこん摂食から死亡までの経過は次のとおりであった。 患者A：6月22日18時頃，からしれんこんを摂食し，6月23日嘔吐（10回以上）についで，言語障害および眼症状などを訴え，同日18時に某病院で受診した。 受診時の血圧は140～210mmHgであった。 6月24日3時30分頃，一時心臓および呼吸が停止したが，人工呼吸により回復した。 6月26日20時脳死の診断があり，7月1日9時33分心不全により死亡した。 |uyu| ock| fce| ipi| dum| ykc| kuz| njq| oms| lkj| gmg| djo| myi| gql| zqf| hig| dfa| bbj| jhb| npu| lam| pkg| ecq| baj| vav| vah| rqm| vxm| akt| eqh| wvn| hmj| tsr| srj| egb| whs| dhl| rso| xiw| qez| znu| cvj| nbj| hqw| bum| pug| kac| dek| ajf| ipq|