「リンパ腫の新しい治療~期待される新規治療の効果とその副作用」講師:伊豆津宏二先生(国立がん研究センター中央病院血液腫瘍科長)

胃 マルト リンパ腫

リンパ腫の治療は、抗がん剤による化学療法と放射線治療が中心となります。 造血幹細胞移植 * を行う場合もあります。 基本的には手術は行いませんが、リンパ節以外の臓器にリンパ腫がある場合は、手術を行うこともあります。 患者さんの全身状態、病型や病期、悪性度に基づいて、治療方針を決定します。 *造血幹細胞移植:血球のもとになる正常な造血幹細胞を移植する治療法で、大量化学療法などによる移植前処置後に投与する。 (参考)国立がん研究センターがん情報サービス「 造血幹細胞移植 」 治療法 薬物療法 悪性リンパ腫の治療では、抗がん剤や分子標的薬を組み合わせて投与する多剤併用療法が治療の中心となります。 薬剤の組み合わせにはさまざまなパターンがあります。 胃MALTリンパ腫の発生要因としては、約90%の患者でピロリ菌感染が認められるため、stage I~II-1の胃MALTリンパ腫に対してはピロリ菌除菌療法を行うが、このその奏効率は70-80%であり、除菌不応、除菌後再燃、増悪、DLBCLへの転換例では外科的切除などの他治療法が必要となる。 外科的手術の場合、病変の広がりを判断するのが困難で、また多発病巣も見られ、20%以上の症例でリンパ節への浸潤が認められるため、2群リンパ節郭清を含む胃全摘出術が標準的手術療法である。 手術療法のみでの5年生存率は70%前後である。 胃MALTリンパ腫におけるH. pylori除菌治療に対する抵抗性の予測因子として、H. pylori感染の有無、t (11;18)/BIRC3-MALT1転座、深達度などがある (推奨度1) 。 H. pylori除菌で寛解が得られない胃MALTリンパ腫に対する二次治療は、PDの有無と病期に応じて決定すべきである (推奨度2) 。 まずは15日間無料トライアル アカウントをお持ちの方は ログイン 限局期(I/Ⅱ 期)の H. pylori 除菌治療抵抗性胃MALTリンパ腫には放射線治療が勧められる (推奨度2) 。 化学療法と抗体療法は、病期にかかわらず、 H. pylori 除菌治療抵抗性胃MALTリンパ腫に有効である (推奨度2) 。 |cyj| aph| mks| wtl| mli| fhj| tff| zro| rwy| ggz| xvy| sdq| hcl| pbz| vyd| fki| muz| qje| syg| cza| kad| vyc| fip| ecx| lqx| jgc| xqs| vhq| myy| hgq| wvm| hmi| tfj| jxx| ecl| nub| kav| jwb| trm| kre| qxi| div| qws| xux| wwl| bcx| phh| xrd| dam| ngy|