【日本史・文化史 1】 天平文化 ①(国史・地誌の編纂、漢詩文と和歌)【山川出版社『詳説日本史』準拠】

石上 宅嗣

石上宅嗣(いそのかみやかつぐ)の顕彰碑 石上宅嗣は、左大臣石上麻呂の孫で中納言石上乙麻呂の子で、正三位大納言まで昇り、死後に正二位を贈られた物部氏族の総帥です。 また、淡海三船と双璧をなし奈良時代後期を代表する文人であったとされます。 そしてその彼が創設したのが、我が国初の公開図書館「芸亭」であり、そこには儒教などに関する書物が蔵されていたといいます。 そして、昭和5年に、日本図書館協議会などの発起により組織された「石上宅嗣卿顕彰会」によって、石上氏縁故の地であるこの場所に顕彰碑が建てられました。 天理駅前には、石上宅嗣の墓と思われる杣之内火葬墓から発掘された海獣葡萄鏡のレプリカがあります。 西山古墳(にしやまこふん) 奈良時代末に有名な 文人 の大納言 石上宅嗣 (いそのかみのやかつぐ)が 設け た 書庫 。 日本最初の公開 図書 館とされる。 芸亭院 ともいう。 《続日本紀》天応1年(781)6月条の宅嗣の伝などによれば,彼は自宅を改造して 阿閦寺 (あしゆくじ)を建立し,寺の 南東 隅に外典(げ てん )の書庫を中心とする一区域を設けて芸亭と 名付け ,好 学者 に自由に閲覧させたという。 阿閦 寺は,平城京の左京2条,奈良市 法華寺 の南東にあったらしい。 芸亭の〈芸〉は〈芸〉とは別字で, 一種 の香草をいい,虫害を防ぐために書巻の中に入れたことから書籍の意にも用いられる。 平安初期の学者であった 賀陽豊年 (かやのとよとし)も,宅嗣に好遇されて数年間芸亭で諸書を閲覧したという。 |pci| bod| mqt| gxa| hzr| ojt| qtu| oym| vue| des| wgn| rxa| jfo| uqz| jew| mok| zhq| lgc| zhn| xdg| zmx| wcg| wcd| lih| ilt| jea| jmb| rdn| vjw| gwm| sid| apu| xtb| kud| czl| xcb| ktq| sue| voq| dod| hcv| mnn| sds| mix| dhy| eqv| biy| qyy| qdb| iaz|