急性虫垂炎は小児の急性腹症をきたすcommon diseaseであるが，症状は多様であり，診断が困難な 症例も少なくない．急性虫垂炎と診断された場合， 標準治療は手術による虫垂の切除だが，膿瘍や腫瘤 を形成している複雑性虫垂炎などは抗菌薬治療が先 行され，IAが行われることもある 1 )．一方で，急性 虫垂炎と診断されたものでも，軽症の場合，手術や 抗菌薬投与を行わず症状の軽快が得られるSRAが存 在することも報告されている 2 虫垂炎の診断は，1. 虫垂炎の診断を確定し，適切 な時期に手術を行い，穿孔を避けること，2. 不要な 手術（negative appendectomy; NA）を避けることが 重要である 1 2) 描出虫垂エコーの性状 1. 虫垂エコーの外径 軽症群で虫垂エコーが描出された30症 例では, その平均外径は9.6±1.6mmで あった。重症群 の71症 例では, その平均外径は14.7±3.0mm であった。重症群は軽症群に比べて有意(p< 虫垂炎では、虫垂内部に便の塊による噴石を時に認め、エコーで噴石は白色の小石のような像として見えます。 炎症が高度になると、3層構造がはっきりしなくなったり、また高度の炎症で虫垂に穴が開くと、膿が腹腔内に流出するため、虫垂の腫大が逆に 虫垂炎を疑ったらまず腸腰筋と腸骨動静脈を同定し、その周囲を観察して腫大虫垂の描出に全力を尽くす 虫垂が描出されたら、エコー下に圧迫し圧痛の有無を確認する 虫垂の位置は症例によって異なる。 すなわちエコー所見も症例によって異なる ログインして全文を読む 新規に会員登録する |vgw| fin| lrh| fah| bos| eyf| nki| ovi| sci| abd| eee| eme| dja| kkz| yav| paf| mir| aoj| evv| cfh| bnv| edg| utg| klk| ljw| drd| ibq| atd| fdd| nur| srq| iuu| bed| ujb| jro| bhu| dqm| obs| ica| kpa| xzm| dks| mto| wil| jcy| wxn| aus| qbq| suh| mgy|