完了の助動詞「つ」「ぬ」「たり」「り」の接続と意味(「つ・ぬ」が強意の意味になるパターン、「たり・り」が存続の意味になりやすいとき、「つ・ぬ」の並列の意味についても解説しています)【古文文法のすべて】

り 意味

意味; 部首; 構成; を含む; から始まる; で終わる; と一致する; さらに詳しい条件で検索 . 音訓検索「り」 「り」から始まる読み方をする漢字です。 …ている。 …てある。 …し続けている。 動作・作用が現在続いていることを表す。 出典 万葉集 四二九二 「うらうらに照れる春日(はるび)に雲雀(ひばり)上がり心悲しも独りし思へば」 [訳] ⇒うらうらに…。 語法 完了と存続の違い⇒たり 注意 (1)助動詞「たり」と同様の意味を表すが、接続が異なる。 (2)四段・サ変の動詞の活用語尾の音が、五十音図でいうエ段の音であれば、それに接続する「ら・り・る・れ」はこの助動詞である。 参考 (1)助動詞「り」の成立 助動詞「り」は、上代に四段・サ変動詞の連用形に動詞「あり」が付いて融合し、音変化して成立した。 たとえば、四段では「咲き+あり」↓「咲けり」、サ変では「し+あり」↓「せり」となった。 その「り」の部分を助動詞と認めたものである。 また、勝つこと。 勝利 。 ※芸大本 平家 (13C前)九「平家は三千余騎、 御方 の御勢は一万余騎。 遙の利に候」 〔史記‐項羽本紀〕 ④ (形動) 都合がよいこと。 便利であること。 また、そのさま。 ※太平記(14C後)三四「軍に三の謀候べし。 所謂天の時、地の利 (リ) 、人の和にて候」 〔易経‐繋辞下〕 ⑤ はたらき。 効用 。 〔易経‐繋辞下〕 ⑥ (形動) 刃物 などのよく切れること。 また、人などがするどくてかしこいさま。 鋭利。 ※米沢本沙石集(1283)一〇本「然に鈍 (どん) なるものは財と色とを愛し、利なる物は名と見とに著 (じゃく) す」 〔 韓非子 ‐難一〕 り‐・する【利】 [1] 〘他サ変〙 り・す 〘他サ変〙 ① 利益を得させる。 |btx| arc| rbo| rhn| hko| heo| nah| gre| kha| dvo| ero| lit| tcl| lyx| osv| sxs| rus| ofh| pkr| hjm| ydd| gra| omh| eml| aob| gkm| vol| gkp| dky| gkh| zxw| uer| cni| bzq| lhg| utc| gkq| lmt| gaw| znv| ngq| rss| zbo| ect| ptc| sxl| vbz| pav| juw| qrf|