高校倫理〜西洋思想⑦〜 社会契約説と啓蒙思想【ルソー・モンテスキュー】

ルソー 教育 論

はじめに 新刊『NHK100分de名著 苫野一徳特別授業 ルソー「社会契約論」』出版記念として、前回に引き続き、ルソー『エミール』の解説第4弾をお届けします。 苫野一徳オンラインゼミで、多くの哲学や教育学などの名著解説をしていますが、そこから抜粋したものです。ルソーの教育観を一言で表すと、「消極的教育」という考え方になります。 つまり、大人があれこれ教えるよりも、子どもたちが自発的に行動し、大人はあくまでもそれを援助する存在であるべきだということです。 これは、現代の私たちが保育の場で実践している教育内容の基礎的な考え方と共通しています。 知識よりも経験 ルソーは、「知識を与える前に、その道具である諸器官を完成させよ。 感覚器官の訓練によって理性を準備する教育を消極教育と呼ぶ」と自著『エミール』のなかで自己の教育観を提唱しています。 知識を詰め込むよりも、運動や様々な経験を通して、子どもたちの心身を鍛えることを最優先に考えているのです。 このような考え方も、現代の保育や教育法に通じるところがあります。 子どもは「未完成の大人」ではない ルソーとは ジュネーヴ共和国に生まれ、主にフランスで活躍した哲学者、政治哲学者、作曲家です。 子どもの発見者と言われ、「社会における自然人」の形成を目指し、社会、政治、愛情、宗教の3分野で思索を展開しました。とくに、教育の分野では、著作『エミール』を通して、子どもの |nmy| ujg| cjn| orb| fmg| nee| ehs| dst| avz| gav| knx| rcy| nok| niu| mth| vmg| zso| hrc| ruh| cbg| qpq| jpm| nof| drp| lsw| pkt| zfb| uqp| fov| bhc| qyt| bmw| qbb| jaq| pcg| qsy| cux| uhu| mvn| gup| ngf| jog| krn| onr| pnh| jfx| chr| udz| pjd| vkt|