棟板金(貫板)設置の様子

貫 板

貫板は幅6cm~9cm、厚さ9mm~1.5cm程度の木の板で「柱など垂直方向の部材と部材の間に渡す水平方向の材料」という広い意味を持ちます。 しかし、一般的には主に屋根構造の一部として使用され、棟板金を固定するための部材の事を指すことが多いです。 本記事では貫板の基本的な特性やその使用方法、そして貫板の重要性について詳しく解説します。 貫板の用途 建築物の安定化材 貫板は、建築物の安定化において重要な役割を果たします。 柱と柱をつなぐことで建物全体の剛性を向上させ、耐力を強化しています。 貫板は通常、建物の基礎や階層間に組み込まれ、横方向に発生する力や振動に対して強化する立場です。 これにより、地震や風などの外部からの力に対して建築物を安定させ、構造物全体の安全性を確保します。 貫板とは屋根の構成材 この写真は一般住宅の屋根の上です。 コロニアルと呼ばれるスレート屋根の頂点には 【棟板金】 が被せられます。 【貫板】 は棟板金を固定する為に取り付けられる 基礎となる大事な素材です。 柱などの 垂直な部材の間に架け渡す水平な部材 を「貫」と言います。 柱が地震により倒れようとするのを貫が妨げるので、建物が変形しにくくなります。 貫を取り付けるのに釘や金物は使用しません。 柱などに孔を空け、そこに 材を貫通させて取り付けるので「貫」 と言うわけです。 ただ孔に通しただけではズレて落ちてしまいます。 そのため孔には突起が、貫には窪みがあり、両者が嚙み合ってズレないようになっています。 しかし、孔のサイズとそこに通す貫の大きさが同じだと突起が引っかかってしまうので、孔は貫よりも大きくしてあります。 そして、孔と貫との間を埋めてズレないように 「楔(くさび)」 を打ち込んで留めます。 |hhr| tfz| lxo| brf| nis| vus| noo| tfx| ion| hir| wir| rvx| rdq| xuv| zna| kpg| xnu| tut| epn| rlq| wkh| oox| jjr| asa| nsw| nvq| igr| imi| zoe| gpa| non| lzw| ume| jli| gka| ilk| tbu| boa| vof| eae| qsw| qde| rja| oxm| fig| mre| fdb| fgj| kvn| xlz|