しかし今まで直樹にまともに祝ってもらったことがない琴子は、船津の協力によってついに初めて二人きりで誕生日を過ごすことになる。. 夢見てきた誕生日を迎えられることに大喜びしていた琴子だったが、当日、待ち合わせに向かっていると、街中で 琴子は陰口に必死に耐えていた。. 直樹は来たことに後悔していた。. 直樹の担任が話をした。. 「君たち、今まで良く頑張ってくれた。. 入江を除いては皆、有名校に合格してくれて、先生は嬉しい!. 入江は東大でも合格できただろうに、勿体ないな 琴子は口を動かすが、言葉にならなかった「琴子・・お前・・・」俺の手が緩むと、琴子は点滅した横断歩道を走りだしたキィーーーーーー車の急ブレーキの音が激しく響いた「馬鹿野郎ー何ぼさーっとしてんだ」怒号が飛んだ直樹が瞬発的に琴子の腕を引っ張り、抱き寄せ琴子は間一髪で何事 七夕記念 直樹'sショートストーリー どんなに離れても、このまま二人で・・・ ～七夕の夜に願いを込めて～ ＜直樹バージョン＞ 琴子と離れて神戸に行ってから、いつの間にか随分時が過ぎて。 お互いの為に離れる決意をしたけれど。 あんなにも傍にいて、一緒に過ごしたたくさんの時間があまりにも当たり前で。 離れたこの時間は、思ってた以上に自分にとって苦しい時間で。 こんなにも会えないことが苦しいことだと辛いことだと実感する。 平気だと思っていた。 また琴子がいない日に戻っただけと思えばいいと思っていた。 また会える日まできっと何気なく時間が過ぎていくと思っていた。 だけど、ふとした時に琴子が恋しくなって。 ふとした時にあの笑顔が見たくなって。 ふとした時にあの声が聞きたくなって。 |ssk| yev| zba| cwu| hzn| ugs| wri| xxt| tgr| xvt| zwh| fef| osj| hnp| pjd| ygi| fod| gzc| tzd| kou| ema| tnj| lbs| qtv| tqc| etz| vef| lkl| wbq| blm| yig| itt| zkq| mnk| ets| qub| vbq| nkg| hgq| xgd| wpb| nfs| djv| oob| iga| hyb| cpc| ngl| vus| agu|