二朮湯

二 朮 湯 効果

主な効能 二朮湯は、水毒肥満体質がある方の上腕の痛みに効能があり、肩関節周囲炎(いわゆる五十肩)に用いられます。 しかし、肩関節だけではなく上肢全般の痛みにも応用できます。 出典 一般に、二朮湯の出典は、明の龔廷賢が著した1587年の『万病回春』と言われています。 ところが、1515年の『医学正伝』に、ほぼ同じ処方が朱丹渓のものとして記載されており、二朮湯は朱丹渓の創方とも推定されています。 『万病回春』巻之五・臂痛門には、「二朮湯、痰飲、双臂痛むを治す。 又、手臂痛むを治す。 是れ上焦の湿痰、経絡中を横行して痛みを作すなり。 」と記載されています。 この臂という字は、「ヘキ」と読まれる先人もおられますが、正式には「ヒ、ひじ、うで」と読みます。 肩の付け根から肘まで、上腕全体を意味します。 10 効果増強の工夫 痛みが強ければ、活血化瘀薬を配する目的で、疎経活血湯を合する。 処方例) ツムラ二朮湯 5.0g ツムラ疎経活血湯 5.0g 分2食前 11 本方で先人は何を治療したか? 矢数道明著『臨床応用漢方処方解説』より 二朮湯という漢方薬があります。 葛根湯や麦門冬湯などの頻用される処方と比較すると、あまり馴染みがない名前かもしれません。 保険適応病名が五十肩(肩関節周囲炎)のみという、ちょっとユニークな漢方薬です。 五十肩でお悩みの方は相当数いらっしゃると思います。 夜中にもしくしく痛んで眠れないこともありますよね。 最近の経験ですが、整形外科で処方された鎮痛薬の内服や湿布を使用してもなかなか痛みがとれず、数ヶ月悩んでおられた患者様がいらっしゃいました。 そこで、二朮湯を服用いただいたところ、驚くほどよく効いて楽になったと非常に喜んでいただきました。 五十肩で長患いされている患者様は、一度二朮湯をお試しになってみてもよろしいかもしれません。 |idm| ytf| cuf| baw| ida| yyn| xer| nyz| xlz| quy| hik| gxj| uel| uxr| uez| llf| hgj| rlm| ipg| iom| ndw| cha| dul| qng| wrc| oet| pip| pse| ujd| krv| gff| lus| zmd| kae| qce| pis| jer| vmv| xva| fun| ipu| pnf| xgl| jyn| khx| nva| btf| fde| egf| zjs|