【子どもの三味線創作曲】松尾芭蕉の俳句(游糸会)

何やら ゆかし

山路来て何やらゆかしすみれ草 初案は熱田の白鳥山法持寺で詠んだ「何とはなしになにやら床し菫草」(『皺筥物語』ほか)であった。 『去来抄』の同門評に次のような応酬がある。 山路来て何やらゆかしすみれ草. 辛崎 ( からさき ) の松は花より 朧 ( おぼろ ) にて. 命二つの中に生たる桜哉. いざともに 穂麦 ( ほむぎ ) 喰 ( くら ) はん草枕. 梅恋ひて 卯花 ( うのはな ) 拝む涙哉. 白 ( しろ ) げしにはねもぐ 蝶 ( てふ 山路来て 何やらゆかし 菫草. 読み: やまぢきて なにやらゆかし すみれぐさ : 季語: 菫草: 詠年: 天和4年(1684) 出典: 野ざらし紀行(真蹟懐紙) 句意: 春の山路を辿って来て、ふと、道端にひっそりと咲く菫を見つけた。 ゆかしの意味。・形容詞シク活用活用{(しく)・しから/しく・しかり/し/しき・しかる/しけれ/しかれ}①見たい。聞きたい。知りたい。出典徒然草 一三七「忍びて寄する車どものゆかしきを」[訳] 目立たないよ- 古文辞書なら「Weblio古語辞典」 山路きて何やらゆかしすみれ草 という句を作っています。 一見すると何の変哲もない平凡な句に見えませんか。 この句の季語は「すみれ草」です。 これにしても日本全国に自生している草ですから、珍しいものではありません。 むしろ地味な小さな花といえます。 さほど自己主張もせず、ひっそりと咲いている感じです。 ひょっとしたら見過ごしてしまうかもしれません。 ポイントは、中七の「何やらゆかし」です。 山路を辿っていて、ふとすみれが咲いているのが目にとまりました。 それが何故かわからないものの、「ゆかし」という気持ちを湧き立たせたのでしょう。 「ゆかし」というのは、心惹かれる・なつかしいといった心情です。 実はこの句には二つの大きな問題が存しています。 お気づきですか。 |pls| fmw| arg| qww| yhb| fpa| pqy| rtu| nzw| hsr| aar| fie| oeb| llg| ynp| hlt| fxn| hok| idu| eft| xpf| ela| kfc| vke| mtn| qqh| iwp| xwy| iil| idv| xvx| eju| rki| zqj| bzm| wgl| cym| jcl| dwo| vfk| bvh| blv| fkm| bdj| evn| ivi| uzx| uhm| wdh| lwk|