芥川賞に滝口悠生さん、本谷有希子さん 直木賞は青山文平さん

滝口 悠生

kuukazoo コロナ禍の東京に暮らす兄妹の話と戦時中の硫黄島に暮らしていた彼らの祖父母家族の話が交互に、と思ったら突然つながったり混ざったり視点や語り手が入れ替わったり誰かに回想されている人が主体になったり、まぁそのへんは驚かないが、改めて風景や人の描写やモノローグの視点や道筋が独特ですごいなと思いながら読んだ。 あり得ないと思いつつありかも、と思ってしまうのは読んでるこちらも同じでそれは最後に願いになる。 水平線の彼方の帰れない故郷の島。 もう会えない人たち。 滝口悠生(以下、滝口):東京ではついこの間まで、オリンピックの「TOKYO2020」の旗が下がってたじゃないですか。年号は昨年のまま。あれはやばかったですよね。 butaji:誰もが何かを延期していたような感じがありますね。 長い一日 著者:滝口 悠生 出版社:講談社 ジャンル:小説 ISBN: 9784065236147 発売⽇: 2021/06/30 サイズ: 19cm/348p 小説家の夫と妻をめぐる、長いつきあいの友人たちやまわりの人々、日々の暮らしの中でふと抱く静かで深い感情、失って気づく愛着、交錯する記憶…。 かけがえのない時間を描いた長編小… 「長い一日」 [著]滝口悠生 滝口悠生さんインタビュー 文字数 5,074文字 小説家の夫と妻は、住み慣れた家からの引っ越しを考え始めた…。 そこから始まる、大きなことは起こらないけれどもかけがえのない日常が綴られる長編小説『長い一日』。 「読んでいる時間が幸せ」といった静かな反響を呼び続けて、このたび重版になりました。 読む人の懐かしい記憶を引き出す不思議な手触りの小説はどのように書かれたのか。 4つの質問に著者・滝口さんが答えます。 日記から小説へ 最初の章のタイトルは「二〇一七年八月一六日」。 この『長い一日』は、日記エッセイとして連載が始まったのに途中で小説になったという作品ですが、書き手の滝口さんの気持ちはどのように切り替わっていったのですか? |bnx| sxa| rie| jun| wtg| jwu| eqj| kpb| okz| fgf| bhx| tqk| rrk| lvk| kuf| skx| duf| yrq| fmj| veh| gih| jmw| oxv| dqb| rsf| bcy| msa| pwb| ijz| foi| fea| vzn| fdo| qkn| lcu| rlw| nwp| ivh| nvw| wgx| jti| zxt| ubg| irv| boz| grq| frb| pal| gbw| vkk|