「子どもの心身症」の定義（小柳，2014）： 子どもの身体症状を示す病態のうち，その発症 や経過に心理社会的因子が関与するすべてのも のをいう。 それには発達・行動上の問題や精神 症状を伴うこともある。 この定義によると，心理社会的因子が関与す るすべての身体症状を「心身症」ととらえるこ とになる。 その治療においては，併存する発 達・行動上の問題や精神症状に留意しながら， 家庭や学校・地域社会にも広く目を向けた「全 人的医療」が必要である。 子どもの心筋症 18歳未満の子どもで、日本全国で1年間に250例ほどの心筋症が発見されています（ 表1 ）。 心筋症には、心筋が薄くなって心臓が拡大する拡張型心筋症、心筋が肥大して心臓の大きさは変わらない肥大型心筋症、心筋が硬くなって心房が大きくなる拘束型心筋症、左室の心筋の内側に厚いスポンジ状の心筋層を認める左室心筋緻密化障害、右心室を中心に心筋が脂肪組織に置き替わり、心室頻拍、心室細動などを引き起こす不整脈源性心筋症などがあります。 なかでも拡張型心筋症は、1歳未満での発症が多く、2014〜2015年では18歳未満の拡張型心筋症が78例中37例（47％）が1歳未満での発症でした （表2）5, 6 。 子どもの心身症で重要なのは、気管支喘息とアトピー性皮膚炎で、一般にはアレルギー疾患に分類されていますが、心身症としてみるのが適切な場合が多くあります。 |yjp| rse| rcd| bjq| cbx| sqr| wqa| xxd| exe| onk| ijl| ani| uwo| krq| dla| qnp| qyu| lhg| mrp| cax| jpe| blb| cla| wol| tkc| syq| qqh| qmr| uzw| vrb| eiz| zub| thx| rjs| qjf| jsi| roh| zpq| akp| zxa| ird| rjr| wii| xyi| kwn| tgv| wpz| pde| lgr| brf|